台湾に観光に行ったなら、本場での台湾式マッサージを受けたいのは当然のことだろう。これまでTVや美容雑誌などさまざまな媒体で数多く取り上げられているので、台湾がマッサージのメッカ的に有名なのは周知の事実。日本よりもリーズナブルな価格で体験できる現地に赴いたならば、ぜひ体感しておきたいところ。
足ツボだけではなく全身マッサージなどもあるので、体調に応じてトライしてみよう。台中市を観光していると、“按摩”という文字を看板に掲げられているが、これがマッサージを意味する単語。気がつけば市街地のいろいろなところにあって、台湾の市民の健康を担っているのが、台湾マッサージ屋さんなのだ。
台湾では健康法の1つとして足ツボマッサージを重視していることが多く、足ツボマッサージだけで20分から1時間くらいのさまざまなコースが用意されている店もある。足だけで1時間といっても、丁寧に施術するので時間がかかるのだ。ただし、TVのバラエティ番組などでやっている罰ゲームのように、力を入れて足ツボを押してくるのでソコソコ痛い……!
それを踏まえて、そのときの体調と相談して施術時間を決めるのがおススメ。足ツボマッサージでは、足裏が固くなっているのは老廃物が溜まっているせいであり、老廃物の塊をマッサージで排出させることが目的のため、力を入れて押し流しているのだとか。また、体に不調があると足裏のそれぞれの反射区にも表れるので、指圧すると痛みが生じるという。
さて、そんな本格的台湾式マッサージを体験してみたい観光客におススメなのが、「軽井沢足體會館」。足裏への刺激によって体内に溜まった老廃物を排出し、健康を維持しようという台湾式マッサージ専門店。モダンで大きな店舗は、マッサージ店とは思えない立派な建物で、非常に清潔なイメージ。入口の看板メニューを見ると、足ツボ(800台湾元/1時間)のほか、全身マッサージ(1,100元/1時間)、かっさ(専用の板を使って反射区などを刺激するもの。600元/30分)、ペディケア(巻爪や魚の目などのケア。600元/30分)、足の老化角質除去(600元/30分)の5コースが用意されている。日本語のメニューも用意されているところが、安心でうれしい。イメージでいうと、日本の日帰り温泉施設で申込をする感じに近いかもしれない。
館内は、木のぬくもりを感じさせつつも、天井の高さがなんともゴージャス!
それでありながらプライバシーが保たれており、女性ひとりでも安全な印象。
まずは入り口でコースを伝えて支払いを済ませると、「男性の施術がいいですか、女性がいいですか?」とスタッフの希望を聞かれまる。それだけ専門のスタッフがたくさん揃っているということだろう。更衣室に案内され、パジャマのような施術着に着替えると、専用の足ツボエリアに案内され、施術がスタート。足裏マッサージの施術エリアには、30台近いチェアがずらりと並んでおり、それは壮観。複数人で行った場合には、隣席で施術してもらえるので安心。
ティースペースにはお茶やティー、そして有料でデザートが用意されるなど、
リラックスできるハイクオリティな空間となっている。
足湯でスタートし、まずは胃腸のツボから丁寧に施術してもらった。優雅でリラックス効果のありそうなヒーリング・ミュージックを聴きながらの施術は、意外にあっという間。およそ30~40分で施術を終えた。男性の担当者に施術を希望していたので一層の激痛を心配したが、施術前に強さの希望も聞かれて「普通に」と答えていたため、罰ゲーム状態にはならず、無事に「軽井沢足體會館」をあとにすることができた。
今回はなんと足裏だけではなく、最後に肩もみもやってもらい、気分も身体もスッキリ。視界もクリアになったような気がする。施術後には、ティースペースで好きなデザートやお茶が堪能できるので、心身ともにリラックスできること間違いなし。
全身マッサージのコースは、足ツボとは別に個室が用意されているそう。街中にある個人商店が経営しているマッサージよりも、より観光客にも慣れているので安心、そして清潔な印象だった。友人やファミリーなど複数人で行けるうえ、リラックスした時間が過ごせるマッサージ店。ツメツメの強行スケジュールで旅をしたひとには、最後に立ち寄られることをおススメする。
交通アクセスは新幹線・台中駅からタクシーで15分。なんと24時間営業なので、観光を終えて夕食の後に行っても、時間を気にすることなく寛ぐことができる。近所には台中国家歌劇院や国立自然科学館などの観光地のそばにある。1日の観光の最後にリラックスも悪くないだろう。
ゴージャスな大きな建物のマッサージショップ。日本語のメニュー表記があるほか、
日本語を話せるスタッフがいるときもあるので安心。
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