TRAVEL

2020.08.29

釣りマニア必見! 大人の社会科見学とアミューズメント・台中市「宝熊漁楽碼頭」

null


 世界中のどこにも釣り好きは多いけれど、トローリングの本場アメリカで人気のあるリールメーカー「okuma」の工場とミュージアム「宝熊漁楽碼頭(okuma Fishing Museum)」が、台中市に2019年10月、オープンした。okumaは世界の3大釣り具ブランドの1つといわれ、全米をはじめアジアや日本でもスピニングリールのシェアを圧巻していている。

 1986年からスタートしたこの釣り具メーカーは、品質の高さと合理的な価格でスピニングリールのほか、ソルトウォーター、スタードラグリールなどの釣り具を次々と開発。耐久性や回転、ドラグ性能、デザインなどが好まれ、海水から淡水まで幅広い商品を30年以上提供して世界中にファンがいる老舗だ。

null

釣具の販売コーナーは、さすがの品揃え。
 


 ミュージアムは2019年10月にオープンと、できたてほやほや。大きなビルディングは1Fには工場で生産されたリールや竿などといった釣り具の販売のほか、Tシャツやキーホルダーなどokumaのロゴが入ったグッズを扱ったショップが用意されている。釣り好きの友人がいるなら、お土産に購入すればきっと喜ばれるだろう。そして軽食が楽しめるカフェが併設されている。

 2Fには釣りの起源など歴史のほか、ブランド史や製品の進化の過程などを学ぶことができる資料館となっている。石器時代から釣りは行われてきたというが、日本でここまで釣りが流行ったのは昭和になってから。台湾での技術革新により、安価でクオリティの高い商品が生まれたことが大きかったのだと、再認識した。3D海洋映画や4Dによるモーターボート体験、映像を使ってフィッシングを体感できるシミュレーション体験などもできるので、家族で釣り体験を楽しむことができるのも特長。DIYによるスペースも用意されているので、フィッシングが好きなお父さんは家族を誘って楽しむことができる施設だろう。



null

シミュレーションコーナーは、迫力抜群! ついつい集中してしまうクオリティ。
 


 そんなお父さん方を中心に釣り好きな方必見なのは、3Fに設置された商品の生産ライン。一般の人でも見学できるコースが用意されている。世界で定評のokumaの商品がどのようにテストされ、商品化されるのかを余すところなくなく見学することができる、非常に貴重なスポットとなっている。製品テストの様子まで見られるのは、産業スパイの心配をしてしまうが、公開しても決してマネすることはできないという自信の現れなのだろう。

 

null

生産ラインの見学は、子どもの頃の社会科見学を彷彿とする。



 宝熊漁楽碼頭(okuma Fishing Museum)の営業時間は11:00-21:00(1F商店街)、平日 9:30-17:00/土日祝 9:30-18:00(2F資料館)となっている。1Fは入場無料で、2Fは200台湾元~。台中線潭子車站駅からタクシーで向かうと便利。日本にはなかなかない施設なので、おすすめだ。有名な「豊原廟東夜市」や「潭雅神緑園道」も近いので、そちらにも合わせて訪れるプランもいいだろう。



豊原廟東夜市
 住所:台中市豊原区中正路167巷
 
潭雅神緑園道
 住所:台中市潭子区中山路三段1-2号

 

宝熊漁楽碼頭
 42756台中市潭子區中山路三段11號
 https://www.okumacenter.com.tw/ 

null

photo/Hiroyuki-KONDO Dan-KOMATSU

RECOMMENDED


RANKING