MOBILITY

2020.08.30

注目のGT4カテゴリー用に開発された「フォード・マスタングGT4」がタミヤのスポーツカーシリーズで登場! 

フォード マスタング GT4 タミヤ  1/24プラモデル  価格:¥4,000(税別)

タミヤの1/24スポーツカーシリーズに、GT4カテゴリー用に開発されたフォード マスタングが新たにラインナップされた。GT4とは、その上のカテゴリーであるGT3を補完するアマチュア選手権用規定として2006 年に誕生した新しい車両規定である。
 
今や様々なレースで活躍しているGT3も、もともとはカスタマーレーシング(プライベートチーム、アマチュアドライバー)を想定したカテゴリーの車両ではあるが、モデルの進化やエントリーするカテゴリーの発展などで、年を追うごとに高性能、高コスト化が進んでおり、近年ではその下のクラスである低価格のGT4が注目されるようになった。
 
日本国内では、プライベーターのレースであるスーパー耐久シリーズにGT4 車両のための『ST- Zクラス』が新たに設けられ、2019 年の富士24 時間には3 台のGT4車両が参加した。また、国内メーカーからもトヨタ GR スープラGT4が新たに開発されるなど、今後のアマチュアレースの柱になるカテゴリーだ。
 
専用チューンの5.2リッターV8は580馬力を発生する


 
今回、タミヤからリリースされたのは、2016 年の『SEMA』ショーで初公開されたフォードの市販レーシングカーのマスタングGT4である。モデルは、マスタングのハイパフォーマンス・バージョンであるシェルビーGT350R-Cをベースに、専用の大型リヤウイングやリヤディフューザーなどのエアロダイナミクスをまとい、フロントには、専用にチューンされた580 馬力を発揮する5.2リッターV8 エンジンがマウントされる。
 
キットでは、そんな迫力ある大柄なスタイルのマスタングが、リアルかつシャープにモデル化されている。ボディはフロントバンパーのみ別パーツ化されていて、灯火類やカナードなどの空力パーツの組み立て易さを考慮した設計となっている。シャシーや足回りは、少ないパーツ点数で構成されており、容易に配管やサスペンションなどのディテールを楽しむことが可能だ。インテリアは、ドンガラ内装に張りめぐらされたロールケージや、簡素化されたダッシュボードを再現することができる。キットは主に、グレーのボディカラーをまとった2017年のイギリスのグッドウッドフェスティバル出展車をモチーフにしているが、2018 年に発表されたホワイトのオフィシャルカーも選択が可能だ。
 
日本国内のレースシーンでは、残念ながら同モデルをまだお目にかけることができないが、このキットを組み立てれば、一足早く、大柄でアメ車らしい雰囲気を持つマスタングのレースモデルを楽しむことができる。


迫力あるフロントマスクは細かく別パーツ化、ホイールから覗く大型のブレーキデスクや大型ブレーキキャリパーはレースモデルならでは。また、大型のGT ウィングにはカーボン柄のデカールが付属、室内に張り巡らされたロールケージにはガゼットプレートも再現されている。

modelcars vol.292 より掲載

text & modeling : Atsushi FUJINO(藤野 厚)

RECOMMENDED


RELATED

RANKING