MOBILITY

2020.09.05

ロードスターとCBRを庭からも楽しめるガレージライフ! 設計士が自身のために建てたガレージ付き住宅は、工夫がいっぱい!

ガレージにはレール式のスポットライトを採 用、換気扇を1機導入した。また吹き抜け 上には趣味の部屋が用意され、階段でもア クセスできるように設計された。床には Swisstrax製リブトラックスを採用。

さいたま市に建築されたガレージハウスは施主のNさん自身が設計したこだわりの家だ。Nさんは埼玉県を中心に販売から施工まで一貫して行う住宅メーカー『永大』に勤務。設計士としてオーダーメイド住宅を手掛けてきたが、自らもガレージハウスを建てて、今までのノウハウを設計に役立てている。
 
実家のそばに100坪の旗竿地が売りに出たことがきっかけで、ガレージハウスの計画が進んだというN邸。その土地は静かなうえ、周りから閉ざされた空間を確保できることが魅力であった。木目の美しいファサードに収まるLIXIL製のアルミ電動シャッター。このシャッターを開けるとローダウンされた、マツダ・ロードスターと、レースに出場するホンダ・CBR250Rが収納されている。



ガレージ内は吹き抜けがあるため、天井が高くとても開放的だ。しかも、このガレージは家の正面と庭側と二面がシャッターで開放できるようになっているため、庭からも愛車を眺めることができるというクルマ好きにとってはたまらないレイアウトとなっているのだ。床面にはアメリカのカーディーラーやイベントなどで採用され、評判のいいリブ・トラックスという床材を使用。シルバーとブラックの市松模様が、モダンな雰囲気を演出しているほか、これによりガレージの汚れも簡単にふきとれるというメリットもあるということだ。

開放的なリビング、庭もガレージとつながる



N邸はガレージも開放的だが、芝生が敷き詰められた中庭に続く開放的なリビングも大きな特徴だ。夏は窓を開放し庭で子どもたちと水遊びをするほか、冬は窓からたっぷりと陽を入れるなどまさに家の中心として機能。ガレージというと、隔離した男の趣味部屋としてしつらえる場合もあるが、N邸の場合はリビングとの距離が近く、家族とのつながり感を大切にしている。
 
リビング上は吹き抜けの勾配天井となっており、ウエスタンレッドシダーを貼ることで白壁とのコントラストでリゾート感を演出。床材には朝日ウッドテック製ハードメイプルを敷き詰めている。この素材は表面が無垢の2mmでありながら、合板10mmとの組み合わせることで狂いが少なく最近注目されているとのことだ。
 
さらにリビングにはお子様の勉強スペースもレイアウト。キッチンには高品質で上質なトクラス製のBerryを採用している。このあたりは、さすが設計士Nさんの家ということで、素材や導線に今までの経験とこだわりがギ詰まっているものばかり。ガレージと家族との近い関係がとても参考になるガレージハウスであった。


玄関まわりにはウエスタンレッドシダー15mmを張り、表情を出している新沼邸。家の前にもクルマが数台停められるようにスペースが確保された。


全126枚の床材を敷き詰めた約22㎡のガレージスペース。収納にかなりの工夫があり、工具類や水回りは扉を1枚設けることで目隠しができる異様に設計されている。
 

取材協力:株式会社永大
埼玉県さいたま市南区南本町2-2-2 2F
Phone/048-838-5556

photo / Hiroyuki KONDO(近藤浩之) text / Jun ISHIHARA(石原 淳)

RECOMMENDED


RELATED

RANKING