MOBILITY

2020.09.08

「うなぎ屋」を改装した「NSX」専用ガレージ! 排気ダクトにリフトも完備した本格派リノベーションで実現

1994 年製ホンダ・NSX-Rにリフト、排気ダクトが設置されたガレージ

免許を取得してからずっとスポーツカーを乗り継ぎ、15年前に念願のホンダ・NSX-Rを手に入れたという水谷さんは、かつてはNSX クラブの会長を務め、現在もJAPAN NSX CLUB OF JAPAN に所属するという筋金入りのNSXオーナーだ。今回はそんな水谷さんがリノベーションすることで作り上げたガレージハウス『Ajito KAWABE』を紹介させていただこう。

自然が多く残る岐阜県のとある国道沿いに、水色のサイディングにアメリカンな看板が目印のカスタムショップのようなガレージがたたずんでいる。オーナーである水谷さんのご職業は、商業施設の看板からカッティングシート、クルマのラッピングまで手掛ける『看板マン』。そう、このアメリカンテイストあふれる看板は自身の作品というわけだ。
 


かねてより愛車を眺められるガレージの構想を練っていた水谷さんは、数年前にこのガレージを完成させた。ガレージ作りにあたっては、昔からの知人でガレージのプロデュースやガレージ用排気ダクト『EG WAYOUT』の販売を行っている『セーフティーライフ』の長谷川氏に相談したということだ。

うなぎ屋さんの厨房をガレージに改装!


 
当初、ガレージに改装できそうな土地付きの中古物件を探していたところ、数ヶ月で現在の物件にたどりついたというが、そこはなんと元うなぎ屋さん! 早速二人で現場に行ったということだが、すでに長谷川氏はその建物を使ったリノベーションを構想していたという。その概要はもともとの大きな厨房をガレージに変更、水廻りとリビングを改修することで理想のガレージハウスに改装するというものであった。
 
二人は長い付き合いということもあり、水谷さんの好みを知っている長谷川氏のプランを気に入り、すぐさまその土地を購入しガレージ計画が進んでいった。ご覧の写真を見ていただけばお分かりのとおり、回収前は和風の昔ながらの飲食店といったイメージ。現在の洋風ガレージの姿から昔の様子をイメージすることはできないだろう。


 
ガレージ改装のために最初に行ったのは内装の解体。壁面や天井など全てを取り払い、構造躯体のみを残してスケルトン状態にすることから工事はスタートした。その後キッチンを新設し、洗面・バスルームを移設。店舗客室だった床面を既設のレベルに合わせにフローリング化。ガレージとなる元厨房も一旦スケルトン状態とし、床面にガレージ床用塗料となるEPOXY Shield のグレーを施工。ガレージ部分の天井はリフト設置のためギリギリまで高さを確保した。ちなみに、ガレージ横に設けられたキッチンの壁には高いところに窓が設けてあり、クルマをリフトで上げるとガラス越しにその姿が見えるように工夫がされている。


 
排気ダクトにリフトも設置したメカニック仕様に!

壁面はプラスターボードにマッドブラックの塗料を施工。ガレージ壁面はブラック、天井をホワイトとし、アクセントでリフトとお揃いのレッドを使うことによって、クルマをより引き立たせている。また、ガレージ内でエンジンをかけても、排気ガスがこもらないための排気ガス排出システム「EG WAYOUT」も設置。今回のガレージには、アタッチメントにアルマイト塗装が施された世界に1台しかない特別モデルをセットしたという。


 
また、施工はオーナーの水谷さん自身もDIY で行ったそうで、リビングの漆喰ペイント作業は、30人もの友人達と1日で完了させたとのことだ。また、外壁はアメリカのホームセンターでアースブルーの樹脂サイディングを購入。自身で輸入手続きをし、約半年間をかけて施工したということで、コストダウンと何より思い出がプラスされたということだ。リビングにはノルウェー製の薪ストーブを導入。冬場でも夜に火を入れると朝まで暖かいのだそうだ。
 
撮影当日はNSXクラブの仲間が集まり、裏庭でバーベキューを楽しまれていたが、好きなクルマと友人、もう一台の愛車である1983 年製ホンダ・CB750Fに囲まれた、なんとも楽しいガレージライフであった。

取材協力:株式会社セーフティライフ
http://www.safety-l.com

GarageLife vol.82より掲載
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