MOBILITY

2020.09.15

プロトタイプ登場で注目の「フェアレディZ」!  2代目「S130Z」を自宅で楽しむ、モデルカーズ的1/18の楽しみ方

日産 フェアレディ Z-T Turbo 1983 ◎ 1/18レジン製ミニカー ◎価格:¥15,000(税別) ◎ 京商エクスクルーシブモデル300台限定

誕生から半世紀。今なお日本のみならず、世界にその名を知らしめるスポーツカーとして、数多くのファンを虜にするフェアレディZ。歴代モデルそれぞれに高い人気を誇るが、やはりそのアイコン的存在と言えば、1969年に登場した初代(Zシリーズとしての)をおいて他にない。その傾向はミニカーになるとさらに強くなり、初代がモチーフとされることが圧倒的に多い。
 
しかしそれも昨今の世界的な日本のネオヒストリック(ヤングタイマー)車ブームのおかげで改善の兆しを見せつつある。その先陣を切ったのが京商サムライ製のZ31後期型であり、ここに紹介するオットモビル製のS130型である。
 
逆風の中発売された2代目S130Z
 
S130型は世界的に排気ガス規制が厳しくなり、スポーツカーたちがパフォーマンスの低下を余儀なくされつつあった1978年に登場した。また、排気ガス規制に加え、メイン市場であったアメリカ市場の安全基準も強化され、5マイルバンパーの装着やボディ各部補強の必要から車重が嵩むなど、逆風が吹きすさぶ中での船出であった。
 
剛性の高まったボディと、ストラットからセミトレに改められたリアサスペンションなどの恩恵で静粛性や快適性も向上し、ルックスこそS30型のキープコンセプトであったが、キャラクターはスポーツカーからツアラー的なものへと変化した。アメリカではトルクフルな2.8リッターエンジンが標準で積まれ、ATで乗られることが多かったのもあり、S30に匹敵する人気を誇ったが、日本では税制の関係から2リッターが主力で、ノーマルではスポーツカーとしては物足りないという声が多かったのも事実である。
 
輸出仕様はダットサン 280ZX TURBO


 
そんな状況を救ったのが、1982年のマイナーチェンジで追加となった2リッター・ターボ仕様だ。日産ではすでに1979年にセドリック/グロリアに日本車初のターボ・エンジン車をラインナップしているが、高出力エンジンが求められるはずのフェアレディZで最初に搭載しなかったのは、まずはターボを小排気量で高出力を稼ぎ出すエコディバイスとしてアピールし「高性能車の台頭イコール、事故や暴走行為の増加の要因」と考える運輸省(現:国土交通省)の目を意識してのことだったと言われる。
 
一方、アメリカをはじめ輸出仕様には1980年のモデルイヤー後半から2.8リッターのターボ仕様であるダットサン 280ZX TURBOが追加され、ミッションは3速ATのみだが北米仕様180馬力という当時としては異例のハイパワーを誇り、最高速度は208kmを達成。続いて発売された欧州モデルではボルグワーナー社製の5速マニュアルを標準装備して、200PSをマーク。最高速度は230km/hを達成し世界中のスポーツカーファンを魅了するに至っている。
 
こちらのダットサン 280ZX TURBOはオットモビルのレギュラーモデルとして発売されており、S130型好きにとっては京商エクスクルーシブの2リッター・ターボと必ずや番(つがい)で入手したい1台であるはずだ。

〈modelcars 編集部〉

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