MOBILITY

2020.09.15

メルセデス「Gクラス」をF1風に魔改造!?「ラグジュアリーストリート」のパイオニア「ヴァージル・アブロー」のコラボモデルがクールすぎる!

ラグジュアリーストリートのパイオニア「ヴァージル・アブロー」とのコラボレーションGクラス。

メルセデス・ベンツが、ハイエンドストリートブランド「オフホワイト」の創設者で、ルイヴィトンのメンズアーティスティックディレクターでもある「ヴァージル・アブロー」とのコラボレーションGクラスを披露。完成したクルマはサザビーズでオークションにかけられ、その収益はクリエイティブコミュニティを支援する慈善団体に寄付するとした。
 
ヴァージル・アブローといえば、カニエ・ウエストのアートディレクターを務めた経歴や、NIKEとコラボした「THE TEN」シリーズでも知られている。初期のコラボNIKEエアフォース1は数百万円というプレミアがつくなど、ストリート界隈では現在もその人気はおさまることを知らない。
 
最近の「ラグジュアリーストリート」はまさに彼が生み出したトレンドで、ラグジュアリーで上質な素材を用いたハイブランドアイテムとストリートの要素をMIXしたスタイルのこと。今回のメルセデスとのコラボレーションはまさにラグジュアリーストリートをクルマで体現したものである。

ナイキ「THE TEN」を彷彿させるスタイル


 
彼のブランド「オフホワイト」の特徴的なデザインは、オフホワイトの色づかいに大きな文字、ナンバリングがポイントとなっているが、今回コラボしたGクラスはナイキの「THE TEN」がクルマになったかのような衝撃を受ける。
 
メルセデスベンツの最高設計責任者であるゴーデン・ウェーゲナーとアブロー率いるコンセプトデザインプロジェクトはメルセデスベンツのGクラスを使用して、将来のラグジュアリーに対する認識を混乱させる方法を模索。その結果、これまでに見たことのないようなGクラスを作り出したとしている。
 
ヴァージル・アブローは「このプロジェクトの最終目標は、自分のデザイン能力を試すことに加え、若手アーティスト、エンジニア、デザイナーに疑問を投げかけることです」 「メルセデスベンツと一緒に、そして私自身のVirgil Abloh™ "ポストモダン"奨学基金を通じて、次の世代に機会を提供し成功の基盤を与えたい」と語っている。

パテと紙やすりで仕上げないダメージ感も!


 
さて、ヴァージル・アブローが手掛けたGクラスは、一見するとタイヤが大きく、ボディの質感からプラモデルのように見えるが、これはF1などのレースカーからインスピレーションを受けているとのこと。見たことのない魔改造っぷりはさすがにストリートっぽいが、ヘッドライトにもオフホワイトのブランドロゴを彷彿とさせるクロスアローがあしらわれている。
 
Gクラスの象徴的なシルエットをさらに強調するために、外観はローダウン&ワイドフェンダーのシルエット。ホワイトの塗装はわざと手作業で部分的に紙やすりで磨かれ、パテが顔をのぞかせるなどダメージ風の味付けがなされている。
 
サイドミラーやバンパーバーはすべて取り外され、Gクラスの個性はそのままに、太いスペアホイールがさらにカリスマ性を醸し出す。NIKEの「THE TEN」を彷彿させるオレンジのタグがインテリアのドアハンドルにも装着され、ひとめでヴァージル・アブローの手掛けたクルマだとわかる。

インテリアは内張をすべて取り除き、レースカーのようにパイプフレームを張り巡らせている。デジタルパネルも取り外され、クラシックカーを思わせるアナログスピードメーターなどの計器類をセット。
 
対して、ハンドルは最新のF1車両さながらのデジタルなものを採用するという遊び心が見事。シートはDTMのものでフレームや5ポイントシートベルトは赤や水色のアクセントカラーをあしらい、剥き出しで白いインテリアとのコントラストを生み出している。
 
クルマの世界にまで飛び火したラグジュアリーストリートの波。Gクラスとヴァージル・アブローとのコラボは、これ以上ないくらいにハマっている。

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