MOBILITY

2020.09.24

100% SUV! 100%電動! フォルクスワーゲンが、同社初の電動コンパクトSUV「ID.4」を発表

フォルクスワーゲン初の電動コンパクトSUV「ID.4」

フォルクスワーゲンが、同社初の電動コンパクトSUV、ID.4のデジタルワールドプレミアを行った。ID.4はコンパクトなID.3続き、フォルクスワーゲン2番目の電気自動車となる。
 
視認性、安全性、快適性のレベルが高く、米国と中国で最も人気のある自動車セグメントとなっているSUV。ヨーロッパとドイツでもこの市場シェアは継続的に上昇しており、特にコンパクトモデルが急成長しているが、ID.4は、このコンパクトSUVセグメントにEVを投入することとなる。

125kWの急速充電に対応し30分で320km分を充電
 
ID.4は、スポーティでありながら簡単かつ快適に運転できる電動コンパクトSUV。バッテリー容量は最大77kWhで航続距離は最大520km(WLTP)、床下にバッテリーをレイアウトすることで低重心化を実現している。充電は出力125kWの急速充電ステーションに対応し、その場合は約30分で320km分を充電できるとのこと。
 
フォルクスワーゲンブランドの最高経営責任者、ラルフブランドシュテッターは「ID.4は、効率的な電気駆動、十分なスペース、最新のアシストシステム、優れたデザインで、多くのお客様に感動を与えるオールラウンダーです」「このモデルには特別に開発されたモジュール式電気駆動マトリックスプラットフォームを採用しており、これを世界中の電気自動車向けにグローバルに展開。フォルクスワーゲンは、大量生産市場における革新、技術、品質において、その主導的役割を果たします」と語った。

ヘッドライトはまばたきでアイコンタクト!?
 
リアに配置されたモーターは、150W(204PS)を発生し0〜100km/hを8.5秒で加速する。また後輪駆動の強力なグリップと21センチの地上高により、オンロードはもちろん簡単なオフロード地形でも優れた性能を発揮するとしている。
 
ID.4のエクステリアは、モダンでスポーティなプロポーションを備えており、その流れるようなデザインは空力にも優れ、0.28という非常に優れたCd値を誇っている。また、前後の灯火類が特徴的で、ヘッドライトには人がまばたきするようなIQ.Lightを搭載。リアには光ファイバーケーブルで強い赤を点灯する3D LEDテールライトクラスターを採用。さらに、21インチまでの大径ホイールが車両の特徴を印象づけている。
 
独自プラットフォームにより広い室内と荷室を実現
 
フォルクスワーゲンのモジュール式電気駆動マトリックス(MEB)アーキテクチャを使用したID.4の全長は4.58メートル。キャビンとテクノロジーのためのスペースを新しい方法で分割し、コンパクトな外観ながら広い室内空間を実現した。トランクルームの容量は後部座席の前後スライドにより543〜1,575リットルものスペースを確保している。
 
また、ID.4の操作は、物理ボタンやスイッチに依存せず、12インチのタッチディスプレイなど、2つのディスプレイと音声により行われ、新しいID.Light(フロントガラス下の細いライトストリップ)がドライバーを直感的にサポートするとしている。

製造過程でもカーボンニュートラルを実現

フォルクスワーゲンはIDを取り巻くサステイナブルな電動モビリティのエコシステムを確立。ID.4は製造においてもカーボンニュートラルを実現し、自然エネルギー由来の電力を充電すれば、毎日の走行もゼロエミッションを実現することができる。
 
ID.4は、電動SUV(E-SUV)をヨーロッパだけでなく中国、さらには米国でも生産および販売する計画で、徐々に電気自動車のグローバルカーにしていく予定。また、フォルクスワーゲンは、2024年までに110億ユーロを電気自動車に投資していくとのこと。
 
【Eマガジン】

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