MOBILITY

2020.09.28

ER34スカイライン「白煙番長」モデル、GT-Rルックの前後バンパーで大人のドリ車を再現【モデルカーズ 】

ユーラス ER34 スカイライン タイプR アオシマ  1/24プラモデル

アオシマのザ☆チューンドカーシリーズに、待望の新作アイテムとして、URAS のTYPE-RエアロをまとったER34スカイラインが発売された。
 
シリーズでは、既に同社のD1Spec2モデルをラインナップしているが、今回は、2018 年に新規金型でザ☆モデルカーシリーズで登場したER34をベースとしているため、前作のエアロ一体成型ボディとは異なり、実車さながらのパーツ構成を採用するなど、クオリティのアップとともに、実車をチューニングしているかのような楽しみも味わえるキットである。
 
URASとは、博多弁の独特な口調で明るいキャラクターであり、2018 年までドリフト競技のD1GPドライバーとして活躍した『のむけん』こと野村謙さんが地元九州の福岡で立ち上げたショップであり、チューニングパーツのブランドである。ちなみにURAS の由来は『あだ名の「猿」のローマ字表記を逆さにしたもの』だそうだ。
 
なかでもER34は、野村さんがD1GPで長年使用した車であり、その大柄な車体を白煙モクモクでドリフトする様は見る者を魅了し、いつしか『白煙番長』とも呼ばれるようになった。そうして、ER34といえばURASとなり、一時は車両価格が高騰する現象まで起こった程である。
 
R34 GT-Rルックのバンパーが魅力!
 
今回アオシマから発売されたTYPE-Rエアロは、前後の張り出したブリスターフェンダーと、R34 GT-Rルックの前後のバンパーが特徴的であり、前作のD1 Spec2ほどの派手さこそはないが、そのスタイリッシュなデザインが魅力のひとつだ。
 
ボディは、今回のようにバリエーション展開が考慮された設計になっているため、フロント、リアバンパー以外にも、両サイドのフロントフェンダーが別パーツ化されている。
 
今回のような仕様は、従来のボディにエアロを被せる方式とは異なり、シャープかつリアルに仕上げることができる反面、ひとつでも取り付け位置を誤るとバランスが崩れてしまうために、仮組みは必須である。特に、リアフェンダーは、取り付け位置が曖昧であるので、リアバンパーと合わせてフィッティングすると良いであろう。
 
また、ボディはサンルーフ装備の前提となっているため、ルーフを埋めるパーツも封入されているが、今回はサンルーフ込みの仕様で進めた。シャシーや足回りは少ないパーツ点数で再現されており、そのまま組み上げれば、ベタベタの車高が出来上がる。インテリアはノーマル用のパーツのみであったため、運転席のバケットシートや、ステアリングホイールなどはジャンクパーツからセレクト。
 
ボディ色は、後期型に設定され、GT-Rのイメージカラーでもあるベイサイドブルーをモチーフとして、Mr.カラーのシルバーと、色ノ源のシアンを混ぜて再現してみた。この手の色は塗り重ねると濃くなってしまうので、イメージより若干薄くすると丁度良くなる。
 
ザ☆チューンドカーシリーズは、実車そのものをリアルに追求するモデル制作とは異なり、セオリーにとらわれず、自由にカスタマイズすることが可能で、プラモデル本来の作る楽しさを味わうことができるひとつのツールである。是非、貴方仕様の1台を制作してみてはいかがだろうか。

modelcars vol.293より掲載

text & modeling : Atsushi Fujino(藤野 厚)

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