MOBILITY

2020.10.03

ジムニーとフォード・ファルコンが似合う隠れ家ガレージ! ホビールームにコレクションも満載! 【ガレージライフ】

ʼ62年式フォード・ファルコン、SCHWINNのビーチクルーザーとBMXが収まるガレージ。

かつてアメリカの米軍基地があり、今なおそんな時代の香りを残す神奈川県横浜市の本牧。

1970年代には米軍基地の人々が乗るアメリカ車が、本牧通りを当たり前のように往来していたという。1986 年に横浜、元町に創業した『MOONEYES』は、そんなアメリカのホットロッド文化を日本に持ち込み、ライフスタイルとして根付かせたブランド。現在は本牧に本社機能を移し、カフェ、ショップを展開している。
 
ここで紹介するOさんは、同社で通信販売のマネージャーとして勤務。プライベートでは自慢の愛車とともにガレージライフを満喫しているということで、さっそくお宅に伺ってみた。
 
土地探しは約1年、30箇所以上を比較して決定


 
奥さんは今から12 年前にʼ62 年式フォード・ファルコンを購入。5 年前にオールペイントをしたことから、クルマを痛めないようガレージハウスを建てようと決意したのだという。
 
30か所もの土地を比較し約一年かけて、現在の土地を取得。なにしろ愛車のフォード・ファルコンは、ボディサイズが大きいため、敷地が広くても前面道路が狭くクルマの出し入れが不便であったり、場所がよくても価格が見合わなかったりと、なかなか苦労をしたのだそうだ。
 
念願の土地を手に入れて設計を依頼したのは、小学校時代からの同級生『デザインポート』の遠藤氏で、ガレージハウスを建てたいと考えた数年前に、偶然バーで出会ったことからデザインを依頼したのだという。
 
ガレージ、リビング、寝室というシンプルな間取り
 
奥さんは1人暮らしということもあり、リクエストは極めてシンプル。ファルコンを入れガレージとリビング、そして主寝室があればいいという単純明快なプランニングであった。
 
イメージはシンプルな倉庫のようなデザインで、外壁にシルバーのガルバニウム鋼板、インテリアは部屋ごとに区別したクロスというもの。クロスは大抵の場合は、ホワイトを選びがちだが、奥さんのイメージはすでにリビングにはグリーン、主寝室はレッド、共有スペースにはブルーという配色が決まっていたのだそうだ。
 
ガレージはファルコンに対して、大きくドアが開閉できるように約4.6mもの横幅を設計。完成後は『MAC TOOLS』の工具箱や必要なアイテムを揃えていったという。ガレージ横に設けた倉庫は、オートパーツのストックルームにしようと考えていたが、気がついたらコレクションをディスプレイするスペースとなり、今では会社から帰宅すると必ず立ち寄り、クルマを眺めているのだという。
 
屋外には足として使っているジムニーやオフロードバイクが停車し、そのラインナップからも奥さんの遊び心が伝わってくるようだ。
 
デッキでグリーンを増やすという楽しみも
 
2 階のリビングから見渡せる広いデッキは、竣工後に設置したもので、その広さは約15㎡。リビングからつながる部屋のようなスペースで開放感があり、アウトドア用のファニチャーを置けば陽射しを浴びながらくつろぐのにちょうどよいのだそうだ。
 
クルマのオールペイントをきっかけに、ガレージハウスを建築した奥さん。友人に設計を依頼し将来のライフプランを考え、楽しみながら建築することができたということだが、今後は時間をかけてゆっくり自分でカスタマイズしていく予定とのこと。
 
クルマ、ガレージ以外にもデッキでグリーンの株分けをするなど、園芸の趣味も今後は増えそうということであった。

ガレージのある家 vol.42

photo / Hiroyuki KONDO(近藤浩之) text / Jun ISHIHARA(石原 淳)

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