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2020.10.04

「エアジョーダン1」の「NYヤンキース・ジーターモデル」とNBAの神様「ジョーダン」がMLBの伝説「ジーター」に送った感動の手紙

AIR JORDAN 1 RETRO JETER/715854-402

ここでは一足のスニーカーをスナップし、そのモデルの歴史や背景を考察。今回紹介するのはAIR JORDAN 1 RETRO JETERだ。
 
2014年、アメリカ大リーグ・ニューヨークヤンキースのスーパーヒーロー「デレク・ジーター」が、世界中のファンから惜しまれつつユニフォームを脱いだ。
 
5度のワールドシリーズ制覇を牽引するなど数々の伝説を打ち立てた偉大なるヤンキースの11代キャプテン。1995年のデビューから引退までヤンキース一筋でプレーしたフランチャイズ・プレイヤーでもある。
 
ジーターは現役時代、ジョーダンブランドと契約しジョーダンのベースボールスパイクを愛用。引退会見では「時期が来た」「仕事と思うようになったら終わり」という言葉が印象的だったが、ヤンキース一筋で長年チームに貢献し続けた名将の潔い幕引きに心打たれたファンも多かったことだろう。
 
ちなみに、マイケル・ジョーダンは1993年にブルズを引退し野球に転向したことでも話題となったが、ホワイトソックスでプレーした1994年にジョーダンとジーターは対戦したことがあり、そこから二人の親交が始まったという。ジーターの引退セレモニーにはサプライズゲストとしてジョーダンが参加、当時会場は興奮に包まれた。
 
そんなジーターの引退に華を添えるべく、ナイキはジョーダンブランドからメモリアルスニーカーとしてエアジョーダン1をリリース。色はもちろん紺と白のヤンキースカラー。
 
アンクル部分にはヤンキースの象徴、ピンストライプがあしらわれ、シュータンにはJETERの名が刻まれている。
 
アグレットとウイングマークはゴールドカラーで高級感をプラス。記念アイテムはシューズのほか、ジーターの背番号「2」と「RESPECT」を組み合わせた「RE2PECT」Tシャツなども発売された。
 
神様ジョーダンから伝説ジーターへの感動の手紙も話題に
 
また引退から3年後の2017年にはこの背番号を永久欠番にするセレモニーがヤンキーススタジアムで開催され、マイケル・ジョーダンが祝福の手紙を送ったことも当時話題を呼んだ。
 
「神様」から「レジェンド」へ送られた手紙の内容は、ジーターによって設立されたアスリートとファンとを直接つなげる新しいメディア「THE PLAYERS’TRIBUNE」に掲載された。
 
このサイトは動画と記事を通じ、選手自身が自らの物語をファンに語るというスタイルをとる素晴らしいもので、以下が実際の手紙の内容となる。
 

デレク

功績というものは、その見た目以上のものだ。与えられるものではなく、自らで掴み取るものだろう。
君の20年のメジャーでの活躍と、尽きることのない名誉の数々。
それは競技に対しての君の愛とリスペクトが形となったものであった。
君のグラウンド内外での素晴らしい取り組みは、後進にとっての手本となってきた。
君の功績と背番号2の永久欠番に、大いなるリスペクトを。
おめでとう。

マイケル
 

AIR JORDAN 1 RETRO JETERは残念ながら日本での発売がなかったため、当時はアメリカから取り寄せるしかなく、現在のマーケットでは海外でも人気のためプレミア価格となっている。

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