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2020.10.19

「510ブル」に「サメブル」が収まるカスタムショップの手作りガレージ! 元アパレル工場をオシャレにリノベーション【ガレージライフ】

510ブル、サメブルが並ぶ、西海岸のガレージのようなHARFEE'Sのショップガレージ。

九州で国産クラシックカーや空冷VWを取り扱うカスタムショップ『HARFEE’S』。代表の旗生氏は九州では老舗のVW クラブWinningBugのメンバーとして活動してきたが、約20年前、30 歳のときに独立し起業。
 
VWのほか510ブルーバードも好きだったこともあり、国産クラシックカーのクラブSQUAIRSも結成し、しばらくして国産車も取り扱うようになったということだ。
 
創業当時は約40 坪のショップと、離れたところにあるファクトリーで営業していたが、今から約8年前に約250 坪ある敷地にファクトリー兼ショップを移転した。
 
当時、探した物件はクラシックカーを取り扱うということで、すべてのクルマを室内で保管、展示できることが条件であった。
 
そこで旗生氏が目をつけたのが、高級アパレルを取り扱うファクトリーの跡地。本来であれば賃貸でも問題はなかったが、自由に手を入れられるメリットを考えた結果、購入を決意したという。

510、VWが並ぶショップガレージの写真はこちら!
 
クラブメンバーたちとDIYで改装
 
購入後はクラブメンバーたちと外装をペイントし、クラブ員の大工職人やクロス職人にも手伝ってもらうなど、コストをかけずにファクトリーを展示場へと改装した。
 
床材に貼られていたタイルは剥がして作業場とし、旧ショップからリフト、作業台をすべて持ち込んだという。
 
商談スペースを確保したことでファクトリーからの音やガソリン臭などの問題は解決。「クラブ員たちとミーティングするスペースができたことは大きい」と代表は語っている。
 
現在はメカニック2人、鈑金作業スタッフ2 人とともに、空冷VWと国産クラシックカーを取り扱う専門ショップとして営業中だが、コンセプトはアメリカンカスタム。
 
ショップの内外に、サインボードや、バナー、ポスターがバランスよく配置され、まさに西海岸のカスタムショップに足を踏み入れたようだ。
 
510ブルやサメブル、クラウンとVWビートル、VWバスが同じ空間に並んでいるが、どのクルマも仕上げられていて、見るだけで楽しくなってしまう。
 
国産車とVW、お客さんとのイベントも楽しい
 
お客さんたちの仲がいいのもショップの特徴。空冷VWと国産車というと人種が違うのではと思われがちだが、西海岸風のカスタムスタイルということで共通しているため、ご夫婦でVWと国産車をそれぞれ楽しんでいる方もいらっしゃるのだそうだ。
 
現在では年4回程度のツーリングや、モーニングクルーズを企画するなどイベントも積極的に開催。販売しているクルマは日本全国から問い合わせがあるそうだが、その仕上げをすべて自社工場で行えることが信頼につながっているといえる。
 
また販売したクルマのほとんどは、また自社にて買い取るというサイクルも確立されている。屋外展示場とは違い、室内の大きな展示場にクルマを預けられるというのも、お客さんにとっては安心のポイントだ。
 
休日ともなると愛車に乗ってメンバーたちが集まり、次のカスタマイズやチューニングについて語り合う、『HARFEE’S』はまさにクルマ好きのオアシスとなっている。

photo/Kouji-NAKAYAMA(中山幸二)  text/Jun-ISHIHARA(石原 淳)

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