MOBILITY

2020.10.25

懐かしの! 麻美のアルト・ジュナ「年中無休、ジュナ日和。」白いボディにエアコンもさわやか【モデルカーズ】

スズキ・アルトJUNA ◉フジミ1/24 レジーナ改造 ◉作例制作:飯塚健一

回転ドライバーズシートが斬新で、麻美のアルトとして1984年に登場したスズキの2代目アルト。

1986年にマイナーチェンジされ、特別仕様車の「レジーナ」も発売されるが、ここで紹介するのはフジミ1/24レジーナを改造した女性向け特別仕様車「ジュナ」である。

ちなみに、麻美の「フェミナ」という特別仕様車も当時は存在していた。

本気で作り込んだ、アルト・ジュナの写真(21枚)

さて、1980年代と聞いて、皆さんはどんなイメージを思い浮かべるであろうか。なめ猫、キン消し、ゲームウォッチ、ファミコン、写ルンです、ケミカルウオッシュ……。

こんなワードをランダムに挙げていくだけでも、語り始めたら朝が来てしまう。日本全体が仕事にも遊びにも全力で頑張っていて、社会の活力を実感できた時代だった。

最後にはバブル経済の崩壊で幕が下りたのだが、今となっては、真っ暗な夜道でふと振り返ると遥か遠くでキラキラと輝いている街の明かりのようにも思え、あの頃が懐かしくも切なく感じてしまう。

女性向け特別仕様が増えた’86年以降

そんな’80年代、自動車においても大きな飛躍の時代と言える。’70年代の排ガス規制が一段落し、国内のどのメーカーも魅力的な車種開発に勤しんだ結果、それまでは大きく水を開けられていた欧米メーカーと肩を並べるまでに成長。

ついに、セルシオやロードスター、R32 GT-Rを輩出するヴィンテージ・イヤー、’89年へと繋がっていくのである。

一方では、’86年施行の男女雇用機会均等法の影響もあり、社会へ出て働く女性も増加。

それまでは男性主体のイメージが強かった自動車カタログにも女性向けの特別仕様が加えられ、自分好みのクルマを所有する楽しみも増えてきた。

軽自動車を中心にホンダからはトゥデイ・ポシェット、ダイハツからはミラ・パルコ等が続々と現われ、カラードバンパーや専用ストライプ、洒落たシート生地など、女性好みと思われるコーディネイトが魅力であった。

今回制作させて頂いたスズキ・アルトのジュナ(JUNA)も、ホワイトをベースにピンクを室内外に使った、女性好みの仕様となっている。(飯塚健一)

【モデルカーズ編集部】

photo:Yoshihiro-HATTORI(服部佳洋) text:Masashi-HATA(秦 正史)

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