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2020.11.03

南房総でヴィンテージ自転車のイベント「フェッロ ・マリ・エ・モンティ2020」開催! 地元グルメ、景色をロードバイクで楽しもう! 【ヴィンテージライフ】

ヴィンテージ自転車が大集合したイベント「フェッロ ・マリ・エ・モンティ2020」

千葉県南房総を舞台とするヴィンテージ自転車のフェスティバル「フェッロ ・マリ・エ・モンティ2020 (FERRO Mari e Monti in Boso 2020)」が10月25日に開催された。
 
FERRO Mari e Montiとは、イタリア語で「鐡(Ferro)・海(Mari)・山(Monti)」の意味で、千葉県南房総の美しさと対応性を表現する名称のこと。

古き良き時代のサイクリングスタイルを再現しながら 千葉県南房総の美しい田園風景や海岸線、イタリアの自由な雰囲気を楽しむ自転車イベントとなっている。

今年は6周年を迎え、5つの時代(明治〜令和時代)の自転車が参加した。
 
歴史ある街、金谷からスタート

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スタート会場は鋸山が聳える富津市の歴史的地区、でフェリー乗り場がある場所としても知られる金谷。
 
ここは、歴史、温泉、アートとグルメの町として人気で、スタート&ゴール地点の鋸山美術館では、ヴィンテージフリーマケットなども開催される。
 
コースは110kmのロング、80kmのミドル、50kmのショートルートと3つのコースから選択することができ、それぞれエイドステーションで軽食をとることが可能。

各、エイドステーションでは多くのボランティアの方々の協力のもと、南房総の食材を使った料理を素晴らしい景色の中で楽しむことができる。

ヴィンテージロードバイクの写真75枚はこちら!
 
110kmコースには、最高峰の千葉コッピ、鹿野山に向かう登り坂もあるが、途中で「やっぱりきつい」と思った場合は、分岐点(58km地点)でミドルコースに切り替えることも可能とのこと。

ただ、ショートコースはほとんど起伏なく、初めての方、ヴィンテージバイクに乗り慣れていない方でも楽しく走れるということだ。
 
当日は朝から気持ちのいい秋晴れ。カラフルなフラッグが可愛らしい手作り感ある会場に、色とりどりの古い自転車とこちらも年代物のサイクルジャージを身に纏ったサイクリストがスタート前の歓談を楽しんでいる。
 
参加者を楽しませるために毎年コースを変更


 
このイベントを企画したマルコさんに、このイベントがどのようにスタートしたのか聞いてみると、
 
「私はもともと南房総を自転車で走っていて楽しいなと思っていたんですが、ガチガチの自転車レースではなく、もっとゆっくり友達とヴィンテージバイクで走れるようなイベントがここでできたら楽しいなと思ったんですよね」
 
「それで、ほかに誰か興味ないかと思って募集してみたら、初回は80人に参加していただきまして。そのあとは鋸山美術館の鈴木さんが興味を持っていただき、協力していたたくことになりました。スタートする金谷は文化の街ですし、古い街並みや南房総をどうやって楽しんでいただこうかと、毎年少しずつコースを変えながらトライしているんです」
 
参加する方は、このイベントが気に入り、南房総が好きな方も多く、参加者の8割がリピーターとのこと。そして全参加者の半分が110kmのロングルートにチャレンジするのだそうだ。
 
マルコさんは、リピーターを飽きさせないために、毎年10%程度のコースを変更しているとのこと。
 
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、接触を避けるために、スタートだけマスクつけてもらうなど、どう安全に楽しんでいただくかを考えたという。
 
令和自転車でも楽しめるところがポイント!



ヴィンテージ自転車で楽しむというコンセプトはあるものの、じつは最新自転車でも楽しく参加できるというのも、このイベントの楽しいところ。
 
参加する自転車は、製造された年により、明治自転車、大正自転車、昭和自転車、平成自転車、令和自転車とわかれ、それぞれのスタートを時代別に明治自転車から順番にスタートしていく。
 
「平成自転車といっても、30年前のものもあるので、ヴィンテージに近いですよね。参加したいけど、格式が高いそうだから参加できないとか、走りたいけどバカにされないか不安みたいなことを避けたいんですよ。全員歓迎です! スタートは別になるが、それぞれ南房総を楽しんでいただけるように、みなさんがどうしたら楽しくなるのかを考えるのが好きですね」とマルコさんは語る。
 
コースづくりやエイドステーション検討の際には、いろいろな地元のボランティアの方々に、地元でどんな食材が楽しめるのかをヒアリングして決めていくのだそうだ。

アジフライサンドに鹿のソーセージ!
 
たとえば、ロングルートの場合は、最初のエイドステーションとなる、大山千枚田で地元のお米で炊いたおにぎりとお味噌汁、ウインナー、フルーツで体力回復。
 
次はマザー牧場で、パニーニやパナナなど、体に炭水化物を補給。次の富津岬ではアジフライのサンド、肉団子、みかん。最終エイドステーションとなる、カフェグローブでは、地元で捕獲した鹿のソーセージを楽しむことができるのだとか!
 
「音楽もそうですけで、どこか古いものというのは、懐かしさとか面白さがありますよね。私のような古い人間が聞くと懐かしいものでも、若い人からすると新鮮、カッコいい! という感覚になる。そのかっこよさを伝承していけばいいかなと思います」
 
「古いものがカッコいい! と思いがちですが、古くなったものがふるいにかけられて、いいものが残っていくと思うんです。それが人間の心にも残るのではないでしょうか?」と、マルコさんは語っていた。
 
ショートルートの紅葉ライン、ミドル、ロングの大山千枚田、マザー牧場から見る景色、カフェ グローブの海岸などなど見どころがたくさんの「フェッロ・マリ・エ・モンティin南房総2020」。
 
来年はクルマではなく自転車で参加したい! と思える、とても楽しい自転車イベントであった。
 
取材協力: チクリスタ・イン・ジャッポーネ
https://www.ciclistaingiappone.jp


VINTAGE LIFE

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