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2020.11.10

超人気!「EF66」を鉄道模型で振り返る。ブルートレインでおなじみ、国鉄、名機関車の風景【RMモデルズ】

縦型の丸目2灯のヘッドライトとその間を走る銀色の飾り帯、今では見られなくなった大きなパンタグラフに菱形に近い特徴的な車体スタイル。

数えていけばキリがないほどの個性が詰まったEF66形電気機関車は、花形だったブルートレイン牽引での活躍により、レイルファンでなくともその姿が記憶に残っている稀有な存在である。

そんなEF66の模型たちにスポットを当ててみよう。
 

追憶のブルートレイン、最終日「あさかぜ」を完全再現!
24系25形「さよならあさかぜ」セット〔TOMIX〕



人気車両だけに数多くの製品が登場しているが、2006年に大手鉄道模型メーカーTOMIXより発売されたブルートレイン客車24系25形「さよならあさかぜ」セットは、今を以って決定版といえる出来だ。

ラストランまでの半年もの間取材を絶え間なく続け、最終日までの5日間は泊まり込みで取材をするなど、当時のメーカー担当者が「やれることはすべてやった」と胸を張るモデルである。

発売より10年以上経過した現在では中古市場でも高値が付き入手困難であるが、Nゲージ史に残る名作であるともいえるだろう。
 
リアルさにこだわるウェザリング仕様


 
天候に関わらず長距離を日々走る機関車にとって、“汚れ”はある種の勲章のようなものなのかもしれない。

それらを再現するために実物や写真をつぶさに観察し、「ウェザリング」と呼ばれる汚し塗装を施した1両。

ワイパーの拭き残しも再現した前面窓廻りなど、模型にさらなる物語すら感じる躍動感やこだわりの演出にも注目してほしい。
 
これが紙!? 特徴的なスタイルを的確にとらえた“ロクロク”。


 
EF66の特徴をいい雰囲気で再現したこのモデル、製作されたのが40年近く前ということにも驚いてしまうが、「紙製」と聞くとその高い完成度に感動すら覚えてしまう。

手作りながら美しい塗装に、独特の複雑なフォルムも忠実に再現されており、まるで製品と見間違えるほどの出来栄えである。鉄道模型にはこんな世界もあるのだ。
 
「ありえない」から新しい。 フリースタイルという楽しみ方


 
実車ではない鉄道模型ならではの楽しみ方のひとつとして、実在しない自分だけのオリジナル車両を塗装や加工を施して作り上げる「フリーランス」と呼ばれる工作分野がある。

この色とりどりのEF66の車両群もすべてフリーランス作品。全て架空の車両ながらどれも実感的であり、さらに1両1両きちんと細かい設定がなされており、見ていて飽きない仕上がりとなっている。ある種、ガンプラにも通じる模型の楽しみ方といえるだろう。
 
ビギナーでも楽しめる! NゲージのEF66


 
「いきなり高級品は…」という方には、日本を代表する鉄道模型メーカーであるKATOそしてTOMIXから各種EF66がリリースされているNゲージをお勧めしたい。

比較的手ごろに楽しめるNゲージではあるが、表情を引き締めるライト廻りの銀色の色入れや、ディテールにさらに細やかなメリハリを表現できるスミ入れなどの軽加工などで印象は簡単にグッと上がる。

さらに腕に覚えのある方は手すりパーツやワイパーなどを金属製パーツ等に置き換えることでより本物のような仕上がりとなる。
 
Nゲージでもディテールアップでさらなる高みへ!


 
車両の手すりやワイパー、配管に至るまでの細かいパーツ類を丁寧に別のパーツに取り換える加工を施すことにより、より本物のような精細で重厚感ある雰囲気に様変わりさせることができる。

製作者は花形だったブルートレインの相次いだ引退に反比例して模型の情熱が強まり、「よりリアルなEF66を作って手元に残したい」とのことから製作されたという。製作者の想いが詰まったまさに珠玉の1両である。
 
憧れのブルートレイン牽引仕様をお手軽にディテールアップ!


 
この車両はTOMIXから発売されているEF66(後期型・ひさし付・特急牽引機)をベースにボディ本体には手を付けずに簡易的にディテールアップをした作例。

“汚し塗装”であるウェザリングと陰影を目立たせるスミ入れ塗装を中心に行なっているが、これらを施すだけで十分本物らしくなっているのがわかる。
 
より詳しい記事はこちらより!
https://rail.hobidas.com/feature/305970/

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