MOBILITY

2020.11.13

「グリル、デカっ!」BMWの電動SUV「iX」いよいよ2021年末に市場投入! キドニーグリルは自動運転EVの多機能パネルに【Eマガジン】

BMWの電動SUV「iX」

BMWの電動SUVコンセプトカーである「Vision iNEXT」が市販化を想定した「BMW iX」というモデルとして発表された。
 
このiXは2021年末に市場投入予定で、まだ開発段階だが、新しいモジュールに基づく最初のモデルであり、BMWのデザイン、持続可能性、運転の喜び、多様性、ラグジュアリー感などを体現しているとする。
 
ピュアEVとしてプランニングされたiXは、BMWのスポーツアクティビティビークル(SAV)のコンセプトにより定義されたクルマとなり、電動化、自動運転、コネクト分野における最新イノベーションを活用して、人を中心に据えたモビリティ体験を提供するとしている。
 
また車両のコンセプトとデザインは、持続可能性へのアプローチに根ざしており、最適化された空気力学、軽量設計、天然素材とリサイクル素材の使用を反映。最先端の高級感と幸福感を生み出すとのことだ。

【写真58枚】超モダン! BMW iXのディテール
 
2つのモーターで500馬力

2つの電気モーター、パワーエレクトロニクス、充電技術、高電圧バッテリーを含む第5世代のBMW eDriveテクノロジーは、今までにない電力消費効率を実現。
 
BMWグループが開発したパワーユニットは、レアアースと呼ばれる重要な原材料を使用せず、サステイナブルな方法で製造されており、370kW/500hpを超える出力を実現。0-100km/h加速は5.0秒未満としている。

電費は100kmあたり21kWh未満という非常に低い電力消費量を実現。100kWhを超える最新世代の高電圧バッテリーにより、航続距離はWLTPモードで600kmを超えるとのこと。
(性能、エネルギー消費量、航続距離に関する数値はすべて、現在の開発段階に基づく予測値)
 
急速充電は10分で120km分をチャージ


 
気になる充電は、最大200kWの急速充電を可能としたことで、40分以内に全容量の80パーセントまでを充電できるとのこと。
 
10分間の充電では120 km分の走行距離を充電することが可能で、11kWの普通充電でチャージした場合でもバッテリーを0から100パーセントまで充電するのに11時間もかからないそうだ。

また、BMW iXに搭載されているバッテリーは、非常に高いリサイクル率を実現。バッテリーセルと高電圧バッテリーの製造に使用する電力は、再生可能エネルギーから供給されるという。
 
5G対応で自動運転も進化

BMW iXでは、自動運転とデジタルサービスの分野で大きな進歩を遂げる第5世代となる5G対応のプラットフォームも提供。

これにより、以前のモデルの20倍ものデータ量を処理することが可能となり、車両センサーからのデータ量は、以前の約2倍を処理することが可能。より優れた自動運転と駐車機能を備えるとしている。
 
新しい運転体験のための新鮮なデザイン

また、BMW iXのデザインは、BMWが持つ持続可能性、ドライビングプレジャー、そしてプレミアム感を再定義。

外観はBMWの大型SAVとしてのパワフルなプロポーションを再考。長さと幅がBMW X5に匹敵し、全高はX6とほぼ同じ高さに。ホイールのサイズはBMW X7を彷彿させるものとなっている。

そしてとにかく目立つのが、フロントエンドの中央、縦に強調された目立つキドニーグリルだ。
 
BMW iXの電気駆動システムは少量の冷却空気しか必要としないため、内部を冷やすグリルとしての役割はないとのこと。
 
そのかわり、キドニーグリルはインテリジェンスパネルとして機能。カメラ、レーダー、その他のセンサーが、透明なグリル表面の後ろ側に統合されている。
 
空気を取り入れるという今までのグリルの役割から、自動運転への道を開く先進運転支援システムの多機能なハイテクインターフェースとして生まれ変わっている。

また、エクステリアデザインでは、BMWシリーズで史上最薄のヘッドライトユニット、フラッシュフィットドアオープナー(ボタンを押すだけで操作)、フレームレスサイドウィンドウ、テールゲートがポイントとなる。
 
ラウンジのようなインテリアに注目!


 
インテリアでは、一体型ヘッドレストを備えた新開発のシートと大きなパノラマガラスルーフにより、豪華なラウンジのような演出に。
 
センタートンネルがないため、開放感が増すと同時に、前後に余裕を持たせ、収納スペースを確保している。
 
上質な家具のように作られたセンターコンソールも魅力的だ。また、iXでは軽量設計と空気力学の革新的ソリューションもポイント。
 
アルミスペースフレームとカーボンケージを特徴とするボディ構造は、非常に高いねじり剛性を実現。重量を最小限に抑えながら、敏捷性を高め、乗員の保護を最大化しているとする。
 
また、EVのメリットを十分に活用し、クルマのフロントエンド、アンダーボディ、ホイール、リアエンドを過去の経験から細心の注意を払ってデザインすることで、Cd値はわずか0.25を実現したという。
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