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2020.11.25

超絶ガレージ!「ハコスカ」「ケンメリ」など国産旧車が10台以上収まる極秘ガレージに潜入【ガレージライフ】

生産台数はわずか417台といわれるフェアレディZ432。1973 年式240ZGなど十数台の絶版旧車が収まるガレージ!

世界的なヴィンテージカーブームの中で、近年価格が高騰しているのが日本の旧車である。その人気を牽引しているのが、数千万円で取引されているハコスカGT-RとS30Zであろう。
 
そんな憧れのクルマを一台所有するだけでも現在ではハードルが高いが、そうした希少な絶版旧車を収めたプライベートガレージがあるとのことで、とある場所を訪ねた。
 
一般道に面した、大きな塀に囲まれた一画にクルマを止めると、おもむろに電動シャッターが開く。
 
今回のガレージの主であるHさんが取材班のクルマを中に入れシャッターを閉じると、次に別棟のシャッターが開いた。そこには日産車を中心とした、驚くべき旧車コレクションが格納されていた。

【写真12枚】国産旧車ガレージ驚きの全貌はこちら
 
S130Zを購入以来、次々とクルマを追加!
 
今回のガレージの施主、Hさんは22歳で独立起業した会社経営者。18歳で免許を取得しS130フェアレディZを購入してからというもの、国産旧車を中心に乗り継いできた。いや、クルマを増車してきた。
 
かつては自宅や会社にクルマを分散させて保有していたが、しだいに数が増えていき安全に保管するスペースを自宅の近所で探していたところ、自宅近所にあるクルマの整備工場が売りに出たことを知り購入したという。
 
Hさんは地元の工務店に依頼して、この160坪の整備工場を徹底的にリノベーション。クルマを保管するだけではなく、限られた友人が遊びにこれる場所を計画したのだ。
 
ガレージのなかには整備のためのリフトが残されていたが、すべて外してフラットなスペースに。断熱もされていなかったため壁に断熱材を入れ、内壁はOSB 合板仕上げに。住居と同じレベルの居住空間を確保した。
 
そのほか、シャワー室の追加やトイレも完備したため、自宅に戻らずここで過ごすことも可能。屋根には太陽光パネルを設置し、リノベーション費用だけで約2500 万円を費やしたという。
 
セキュリティ万全のシークレットガレージ
 
リノベーションを終えたガレージにはクルマが8台、オートバイが5台格納されていたが隣接されたガレージにはナッシュ・メトロポリタンが納まり、そしてもう1つ、マザーズ製リフトが入る建物には1971年式トヨタ・クラウンなどが格納されていた。
 
この敷地は3つのガレージで構成されているようで、メインのガレージにはフェアレディZ のZ432、 240ZG、S130、Z31、ハコスカ、ケンメリといった日産系で構成されているが、前述したとおり、これらは1台でも入手が困難なクルマたちである。
 
どのクルマも信頼のおけるメカニックがいるショップに任せているということで、セル1発でエンジンは始動。眺めるだけではなくクルマに乗ることを信条としているため、現在保有しているクルマのほとんどをローテーションしながらドライブを楽しんでいる。
 
外観からは塀が高いこともあり、まさかここにリノベーションされたガレージが存在するとは全く分からないだろう。
 
もちろん、セキュリティも万全で塀は高いこともしかり、各所にカメラなどが設置されているので、クルマの盗難の心配はまずないという。個人で集めた貴重なクルマたちが、限られた人しか知らない秘密のガレージに眠っていた。

GarageLife vol.84

Photo/Hiroyuki-KONDO(近藤浩之) Text/Jun-ISHIHARA(石原 淳)

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