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2020.12.01

93年前の「ブガッティ」T51が似合う、シャトーのようなガレージハウス【ガレージライフ】

1927年式、ブガッティ T51が似合うガレージハウス

戦前のブガッティといえば、オークション価格で1億、2億が当たり前のヴィンテージカー。そんな超プレミアムなクルマが似合うガレージとはどのようなものだろうか?
 
”ゆっくりアンティークになる家づくり”をコンセプトに建築を行う『レジェンダリーホーム』の代表、加藤氏。
 
今回紹介するのは、そんな加藤氏が自らのために建築したガレージハウスである。ガレージ内には1927式のブガッティT51、外には1951年のモーガンという70〜90年以上前のクルマが停車しているが、アンティークを感じる家のたたずまいとよく似合っている。

【写真9枚】ブガッティの収まるガレージ詳細はこちら
 
シャトーのイメージを住まいに
 
聞くところによると、このガレージハウスには、シャトーという上品なスタイルをプラスしてプランニングされたとのこと
 
シャトーとはヨーロッパの富豪たちが築いた古城を指し、現在でも世界各地に取り壊されることなくエレガントな建物が美しく残されている。
 
フランス、イギリスと旅行に出かける加藤氏は、日本にも美しい建物を残したいと、家族の思いや歴史を受け継ぐ、新しいコンセプトの家を自邸として作り上げたのだ。
 
建坪80坪で、高級感のある輸入部材をふんだんに使用した邸宅は、ゲストを招いて、華麗に時間を過ごすための空間がメインに据えられている。
 
玄関横のボクシーなスタイルのオーバーヘッドドアを開けると、そこにはブガッティT51。このブガッティは加藤氏といっしょにクラシカルラリーに参加している友人が所有する1台ということだが、往年のグランプリカーがなんともクラシックな室内に似合っている。
 
ガレージの床面はヨーロッパの磁器タイルで敷き詰められたクラシカルな空間。排気ダクトシステム〝EG WAY OUT〞がレイアウトされているので、暖気時でも排気ガスが室内にこもることはない。
 
リビング、寝室も輸入材をふんだんに使う!
 
ガラス越しには趣味の空間を用意。そこは加藤氏が好きな本、音楽、革靴、そしてカバンなどに囲まれて、趣味に陶酔するスペース。
 
加藤氏が前々から好きなものに囲まれて過ごしたいということを、この部屋によって実現させた。
 
天井が高いリビングにはワインで有名なボルドーパインの床材を輸入して、南側からの太陽が差し込む大きな吹き抜けを用意。
 
天井から吊るされたトップトリートメントが、ひと際邸宅のイメージをよりドラマチックに演出する。
 
壁材には長い歳月を経た不朽の美しさを表現すべく開発されたアクロティークの塗料を使用するなど、輸入住宅の施工実績から選び抜かれた素材が多い。
 
2階にはゲストルームとして十分にくつろげる、コンセプトの異なるベッドルームを4部屋設けている。
 
ゲストを招いて、週末にパーティーをするというスタイルは欧米ではよくあること。そのため女性でも使いやすいキッチン、そしてゲストルームを設計するなどガレージだけではな奥様の使いやすさもバランス併せ持つ住宅となっているのだ。
 
使用する素材を慎重に選ぶことで、年月を重ねるほどゆっくりと味わいが増すような家。
 
クラシックなデザインをベースに、現在のデザインと融合させいつの時代に左右されない普遍性を生み出すガレージハウス。
 
また、”幸せになる家づくり”をサポートして豊かな暮らしを送れるようにすることが『レジェンダリーホーム』の家づくりとのこと。
 
住むほどに愛着を増す、このガレージハウスは、そんな加藤氏の家づくりに対するコンセプトが詰まった住まいであった。

text/Jun-ISHIHARA(石原 淳)photo/Kousuke-FUJIMATSU(藤松光介)

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