MOBILITY

2020.12.09

【幻の日産車!】限定モデル「240RS」を超絶再現! S110シルビアをグループB用にモディファイ【モデルカーズ】

古くは1950年代前半からはじまった日産(ダットサン)の世界ラリー参戦。
 
当初はマシーンのパフォーマンスや耐久性の低さに苦戦を強いられるも、次第に競争力をつけた日産は1970年ダットサン510(ブルーバード)で、参戦8年目にして念願のサファリラリー総合優勝を果たす。
 
以後ベースをバイオレット(PA10)に改め1979~1982年のサファリラリーを4連覇するなど、その勢いはとどまることを知らなかった。
 
そして、最強の名をほしいままにしたバイオレットの後継モデルとして選ばれたのが、S110シルビアをベースにグループB規定に則ったモディファイを施した240RSである。

【写真27枚】本物の240RSと超絶再現モデルはこちら
 
200台前後が生産された
 
角型のオーバーフェンダーやコンペティティブな顔つきのエクステリアが目を惹くが、その最大の武器はエンジンで、FJ24という4気筒の2.4リッターDOHCが搭載された。
 
エンジン名だけ見れば、国内仕様のシルビアRSやスカイラインRSに搭載されたFJ20の排気量アップ仕様と思えるが、エンジンブロックやヘッド、ピストンなどは専用設計となっている。
 
燃料供給は50パイのソレックスキャブレター2基を介して行われ、標準仕様で240ps/7,200rpmの最大出力と、24.0kg-m/6,000rpmの最大トルクを発生した。
 
240RSはグループB認定を受けるべく200台前後が生産されたのみで、その多くが海外にデリバリーされたため、もはや“幻の日産車”的な存在となっている。
 
残念ながら、パフォーマンスこそ高かったものの、1983年のニュージーランドラリーで2位となったのが最高で、悲しいかな無冠のマシーンとなった。
 
本作品は、その240RSをフジミのS110ベースで仕立て上げた力作である。

敢えて、スポンサーカラーにペイントされる前の白一色の状態に作者がこだわったのは、その修正工作の成果を見てもらうためだという。

モールがつかない部分のプレスラインの表現など、コンペティションマシーンらしい飾りっ気のない部分の表現が実に緻密な作品だ。

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