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2020.12.17

超オシャレ! 「米軍基地」そばの「ガレージハウス」はアメ車が似合う「インダストリアル系」ガレージ【ガレージライフ】

1970型シボレー・シェベルが収まるオシャレなガレージ。

米軍横田基地のある福生をはじめ八王子や立川など、東京都の中でも西部地区はアメリカンカルチャーが盛んなエリアとして認知されている。

1970年式のシボレー・シェベルが収まるW邸も、同エリアに建てられたアメリカンガレージハウスだ。

「以前は賃貸マンションに暮らしていたのですが、5年ほど前に家を建てようと考えて土地を探しました。前は現行型のダッヂ・チャレンジャーに乗っていたのですが、ガレージができたことを機に、以前から欲しかった旧車へと乗り換えました。野天駐車では旧車を所持してもコンディションを保つことができませんから二の足を踏んでいたのです」とWさんは語る。

【写真22枚】コンセントまでオシャレなアメ車ガレージ!

スピードショップのようなガレージ

シルバーのシェベルを拝見させていただくと、ボディからインテリア、オーディオに至るまで、細部にカスタマイズされておりガレージはさながらアメリカのスピードショップのようだ。

「旧車をカスタムするのは邪道だと言う人もいると思いますが、アメリカでは普通ですし私はこっちの方が好きなのです」とWさんは語る。

ガレージ壁面にはモルタル地にアートペイントが施され、フロアには様々なカーショーでも用いられるスイストラックス社のパネルタイルが敷き詰められているなど、クルマとの相性が良くまとめられている。

チャレンジャーにせよシェベルにせよ、そのもののインパクトが強いクルマだが、それがごく自然と溶け込んでいるセンスあふれるガレージである。

また、通常のガレージに比べやや広めに設計されているため、大柄な70年代のアメリカ車が収まっているとはいえ、窮屈感が無いのもポイントだ。

 奥様のホビールームもレイアウト

このガレージハウスを手掛けた『ビルズ東京』へのオーダーは、カーショップのようなスタイルのガレージと奥様のピアノが置けるホビールームを設けること。

ガレージ脇に設けられたホビールームやエントランスからはガレージ内の様子が見えるように工夫がなされている。

素敵なガレージはもとより、トータル的にアメリカンスタイルで纏められている渡辺邸。2 階には広々としたLDK 空間が設置されているのだが、これもまたアメリカのアパートメントのような素敵な雰囲気とされている。

「ダイニングテーブルだけは一目惚れしたものを置きましたが、その他は仕上げ方から家具類まで、ほとんどビルズ東京さんに任せました。使い勝手が良く、しかもいい雰囲気の空間にしてもらいとても満足しています」

 最近はエイジング加工を施した建築が多くみられているが、渡辺邸ではあえてエイジング加工は行われていない。

 艶感を持たせることで昔の新築をイメージしたオールド感を上手く作り上げており、経年変化によって実際に風合いを出していくのを楽しめるような計らいとされているのだ。

家づくりのために建築家がイベントに同行

 「施主の趣味趣向、そしてライフスタイルを知るために、クルマのイベント等にもよく同行させていただきました」とビルズ東京の細渕代表は話す。

住まいという生活の場を造り上げるには、そこに住む人の気持ちをしっかりと理解することが重要であることはよくわかるが、それにしてもその行動は徹底しているものだと感じる。

クルマ仲間からもこのガレージハウスの評判は良く、皆が集まった際にはクルマを外のカースペースに出して、ガレージを使ってバーベキューを行うこともあるのだそうだ。

一般的なハウスメーカーではなかなか難しい、ディテールまでオリジナリティが溢れるガレージハウス。

横田基地周辺の土地柄にも似合う、センスあふれるインダストリアル系ガレージであった。

ガレージのある家 vol.41

photo & text / Dan KOMATSU(小松 男)

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