MOBILITY

2020.12.30

「夢の木製ガレージ!」にアルファ2台、RZなどバイク8台を収納。DIYを楽しみ近所でツーリングも楽しめる環境【ガレージライフ】

1967 年式アルファロメオ・スパイダー・シリーズ1の入るガレージ。うしろに見えるのはヤマハSDR200。ボルトを一本一本外して磨き上げたそうだ。1969 年 式のホンダCB750 K0 (ケーゼロ)も!

ここで紹介させていただくMさんのガレージは、クルマ好き、バイク好きの理想がすべて具現化された素晴らしいスペースではないだろうか。
 
もう10年以上前のことだが、知り合いのフェラーリ・オーナー(今回のM邸を紹介してくれた人物)から「群馬というのは馬が群れると書くのだから、跳ね馬のエンブレムを持つスポーツカー(フェラーリ)はもちろん、さまざまなクルマやバイクが生息しているんですよ」と教えてもらったことがあった。
 
その話を聞いたときは、なかなかウマイことを言うな、ふーん、とだけ思ったものだが、その後、榛名や赤城、水上を訪れるうちに、走って楽しい場所がたくさんあり、ステキなガレージもいっぱい存在している群馬は、たしかにクルマ好き、バイク好きの聖地だな、と確信するようになった。
 
今回お邪魔した“驚愕の夢空間”を造ったMさんも群馬出身の趣味人で、近くに走る場所がいっぱいある、という、なんとも羨ましい理由で有名観光地に程近いロケーションのいい場所にガレージを建築。
 
毎週末、二輪、四輪の愛車で風光明媚なワインディングロードを走っている。

【写真23枚】夢のようなクルマ&バイクガレージ!
 
アルファとヤマハの収まるガレージを!
 
以前、高崎でビルトインガレージのある家に住んでいたことがあり、そのとき、すでにアルファ156、デュエット(アルファロメオ・スパイダー・シリーズ1)、ヤマハFJ1200が手元にありました。
 
それで2011年の夏から秋にかけてココに引っ越してきまして、以来、バイクや家を自分でコツコツ仕上げながら楽しんできました」とはMさんのコメントだ。
 
手先が器用なMさんは愛車をレストアしたり、磨いたりするのが趣味とのことで、2004年に買ったデュエットを約2年かけて仕上げ、ピッカピカのヤマハDT-1(高校1年生のときに乗っていたのと同じ車種)はデュエットよりも先にレストアしたのだという。
 
「クルマやバイクの修理代や大工さんにお支払いする日当で工具を買えるんですよ。とにかく自分でやるのが好きなので、この家の外壁も木材保護塗料のキシラデコールを買ってきて、自分で塗りました」と誇らしげに話してくれた。
 
DIYの余地を残す楽しさ!
 
Mさんによると、壁の鏡や有孔ボードの設置のみならず、竹を壁に一本一本施工することまで自らの手で行った(!)とのこと。
 
「とりあえず、素というかベースを造ったり、入手して、それらを自分でコツコツ仕上げていくようにすれば、10年20年という長いスパンで楽しめるんですよ。DIY で来週は何をしようか? と考えるのも楽しいわけです」
 
とはMさんの名言で、手先が器用でバイタリティがある方は、全体を10とした場合に、愛車に乗るのが4の割合で好き、工作するのが6の割合で好きという配分となるMさん方式の趣味生活を実践してみるといいだろう。
 
 
クルマ、バイク好きが集まる空間!
 
ガレージ内の写真を見れば一目瞭然だが、ここは本当に趣味性(中毒性でも正解)が強い空間で、もう一度拝見したくなって、先日、近くまで行った際にバイク好きの友人(トライアンフのボンネビルが欲しいらしい)と再訪してきてしまった。
 
その際にも撮影時と同じようにゲストが来ていたが、Mさんの人柄のよさもあって、このガレージには群馬の趣味人がよく集まっており、プライベート空間でありながらもパブリックスペースのような機能も果たしているといっていい。
 
筆者はバイクに乗らなくなって20年以上になるが、Mさんたちによる楽しそうなガレージライフを拝見していたら、久しぶりに二輪でのツーリングを楽しみたくなってしまった。
 
M邸はまだまだスペースに余裕がありそうなので、嫁にナイショでバイクを買い、Mさんが構築したガレージをパブリックスペースだと勝手に解釈して、愛車を置かせてもらってもいいのかもしれない……。
 
まあ、その前に件の友人と共に大型二輪免許を取得しないといけないが……。そんなことまでイメージさせてくれるM邸は、日本屈指のオモチャ箱だ。

GarageLife vol.80

photo/Yoshiaki AMADA(雨田芳明)text/Hidenori TAKAKUWA(高桑秀典)

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