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2021.02.22

特急型電車「185系」 ダイヤ改正で定期運用から撤退! 独自のユニークポイント3選!【レイル・マガジン】

特急「踊り子」用の185系 写真:杉崎健一

2021年3月のダイヤ改正で定期運用から撤退する、特急「踊り子」用の185系。

国鉄時代の1981年に製造され、今やJR東日本で最古参…どころか、唯一残された国鉄時代製造の特急型車両であることは前回の記事でお伝えした通りだ。

さてその185系、実はそれ以前の特急型車両ともそれ以後の特急車両とも一線を画す、非常にユニークな特徴をいくつか持っている。

ここではそれをポイントごと説明していこう。

①    特急型なのに、窓が開く!

特急型の車両は、昭和30年代に開発された車両から完全空調を謳い、「窓を開ける必要がない」=「最初から窓が開かない構造」が当たり前となっていた。

しかしこの185系の窓は開くのである。室内側、窓の下部両脇に指で挟んでロックを外すツマミがあり、好みの高さまで窓を持ち上げて固定する方式だ。


「ちょっと懐かしい形状の窓開けのツマミ」

そうなった理由は、この系列の誕生の経緯にある。

特急「踊り子」は、当初は急行「伊豆」の車両の置き換えがメインと目されていた。

急行用であれば、慣例から言うと窓が開く構造が当たり前であり、しかも間合い運用で普通列車としても運転されることが想定されていたため、車内密度が高くなることも考慮し、窓が開く構造が採用されたと言われている。


「落成直後の1年弱、急行「伊豆」の運用にも入った」

写真:芦原やちよ、岡田誠一所蔵、杉崎健一、細矢和彦、松尾よしたか

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