MOBILITY

2021.03.11

話題の『シン・ エヴァンゲリオン劇場版』 ミサトさんの愛車「A310」の「コンバートEV」は登場する!?【Eマガジン】

フジミ模型 1/20 新世紀エヴァンゲリオン A310V6改2015年型 葛城ミサト専用車(絶版品) エクステリアや右ハンドル化など、劇中車の特徴を再現した「A310 V6改」をフジミ模型がキット化。

新型コロナウイルスの影響により公開が延期されていた『シン・ エヴァンゲリオン劇場版』の上映が、2021年3月8日から開始され話題になっている。

EV好きが、エヴァンゲリオンと聞いて思い出すのが、葛城ミサトのアルピーヌであろう。

アムロ・レイがサイド7で乗りまわしていたエレカしかり、金田のバイクしかり。

SFではすっかり市民権を得た電動車両だが、新世紀エヴァンゲリオンに登場する「A310V6改・2015年型」もまた、電池とモーターを動力としていた。

つまりは、イニシエなるフレンチスポーツのEVコンバージョンである。

化石燃料要らずのクルマ趣味かくやという設定に基づき、ミサトさんの愛車は1976年~84年まで生産されていたV6モデルがベース車両というコトになっている。

制作者の拘りだろう、劇中車のフロントマスクは、6灯ヘッドライトをプロキシグラスでカバーした前衛的なデザインで描かれているが、これ実はV6ではなく4気筒モデルの特徴である。

でもオバフェンはV6のディティールだと考えると、「A310V6改」は歴代A310のパーツで自由に構成されているのかも知れない。そもそも右ハンのAT仕様だし。

劇中車のあれこれを語るのは楽しいが、TV版の第壱話、哀れ爆風でゴロンゴロンしてしまったA310は、ミサトさんがほかのクルマから調達したバッテリーを直列に繋いで走りだしていた。

A310後部のバッテリーは鉛?

このシーンで一瞬映し出されるのは、2+2レイアウトであるA310の後部座席を占領するバッテリーパック。

そこそこ巨大な鉛電池? というデザインであった。

2009年に販売された三菱のEV、アイミーブもリチウムイオン電池だったことを考えると、何か架空の高性能バッテリーなのかもしれない。

ミサトさんが拝借してきたのは、周囲で擱座していた一般車両のバッテリー。

形状的にはプラスとマイナスの端子が付いた一般的な「車載用バッテリー」で、EVが普通の移動手段となっていることを示す、汎用性が高そうな代物である。

他車のバッテリーを躊躇せず流用した点に注目したい。

エヴァンゲリオンの世界では、EVバッテリーの乗せ替えも、応急処置で対処できるようだ。

これは大事なポイントなのでは無いだろうか?

バッテリーの交換がかくも簡単なら、例え災害時に電力供給が停まっても、予備のバッテリーで備えることができる。

まるで乾電池を交換するように、緊急車両を連続稼働させることも可能となるだろう。

さすが、巨大な汎用型人型決戦兵器を電気で動かしてしまうお話。

今では、EVの蓄電池としての利用が話題となっているが、この世界観が1995年放送の作品で語られていていたとは驚きである。

【E マガジン】

text:Yoshiro Yamada

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