MOBILITY

2021.03.19

「ジャンク」な「改造ガレージ」に住もう! 巨大倉庫のリノベでオシャレなVWガレージを【ガレージライフ】

巨大な工場ガレージの壁もセンスがいい!

ベルギーのVW カークラブ「RADIKALBUGZ」はVW界では注目のカークラブ。

カーショーではローダウンしたVWたちが並び、かなり目立つ存在のためメディアに取り上げられることが多く、クラブに入りたい人も多いという。

リーダーの名前はGianni(ジャンニ)。

設立時のコアメンバー15 人、仲間を合わせると40 人近くとなるが、会費の代わりにカスタムカー製作の仕事を手伝ってくれる仲間をメンバーとしているそうだ。

そんなジャンニのプライベートガレージを取材することができた。

【写真18枚】巨大! 倉庫ガレージの全貌とは?

クルマ18台収納のジャンクガレージ!

ベルギーの首都・メルボルンからおよそクルマで1時間。

モンス地区の工場地帯に彼のガレージがある。

ガレージがわりに使っているのは大きな倉庫で、約16 年前に小さなスペースを借りてから次第にエリアが拡大。

今では、クルマ約18 台が収納できる大きなスペースをガレージとしている。

ジャンニの本職はTATOO SHOPの経営で、週2回ほどショップに出向いている。

そのほかの時間は、このガレージでゆっくりプロジェクトを進めるのがほとんどだそうだ

5 年ほど前からガレージを改良してここに住んでいるジャンニ。

クルマ好きには理想のスタイルである。

VWとの出会い!

ジャンニがVW に出会ったのは、今から25 年前。

’68 年式タイプ1を手に入れたことがそもそものきっかけであったが、今では30台以上のクルマを保有するVW のコレクターでもあり、アメリカ車もカスタムを手がけるなど、趣味の範疇は超えている。

このガレージでは友人のクルマもカスタムすることもあるそうだが、カーショップではない。

すべてのクルマは車高が低いものの乗り心地が良いことを信条とし、ストリートカーにこだわっている。

「レースなどもかっこいいが、年数回のために製作して乗れないクルマになるのであれば、いつもドライブできるクルマを製作することが楽しい」とジャンニは語る。

60年前の倉庫をリノベーション

ガレージの躯体はおよそ1960 年代に建てられたもので、リノベーションしながら進化させていきた。

カーカスタムに必要な設備がすべて揃っていて、2 柱リフトにはじまり、ボール盤や溶接機、ペイント専用ブースなども用意されている。

工具はそのほとんどが永久保証のつくFACOM 製を愛用。

ガレージの壁面にはヴィテージストーンが張られるが、これはリサイクル品で、100年以上経過したレンガを1970年代に再利用して壁面に張られたものだということがわかっている。

壁面にはクルマのパーツがきれいにディスプレイされているが、それが無骨でかっこいい。

工場地帯にガレージを借りている理由は、17時になると工場には人がだれもいなくな李、落ち着いて作業ができるからなのだそうだ。

カーショーの前には同時に何台も仕上げなくてはいけないので、落ち着いた環境が欲しかったそうだ。

カーカスタム以外の仕事も!

最近ではスターウォーズ・オフィシャルのヘルメットデザインも手掛けるなどその仕事が多岐にわたる。

仲間たちと集まり作業をし、クルマを仕上げて会場に向かうことが楽しいと語るジェニー。

彼のポリシーとして1 度手に入れたクルマは、手放さないようにしているそうだが、パーツも増え続けるため地下スペースも活用しているとのこと。

昔の建物が多く残されるベルギー。

彼らにとっては工場地帯の倉庫こそが最適の空間であったのだ。

ガレージでクリエイトされるクルマたちは個性的で、どれもジャンニ氏の個性が表現されていたのが印象的であった。

【写真18枚】巨大! 倉庫ガレージの全貌とは?

Garage Life vol.82

photo/Kouta-TAKEUCHI(竹内耕太) text/Jun-ISHIHARA(石原 淳)

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