MOBILITY

2021.03.29

「ソニー」の電気自動車「VISION-S」など全27台が「二子玉川」を占拠!? 「富裕層」や「若者」にもリーチしたEVイベント「EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA」【Eマガジン】

東京都内でも富裕層に人気のスポット、二子玉川の巨大複合施設「二子玉川ライズ」。

この二子玉川ライズで2021年3月28日(日)、輸入車に強い自動車メディア『LE VOLANT(ル・ボラン)』が主催するイベント「EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA」が開催された。

このイベントでは、現在日本で販売されているEVを取り扱う全12ブランドが参加したほか、ソニーのコンセプトEVとして注目されている「VISION-S Prototype」が日本国内で初めて一般に公開され、大変な盛況となった。

2020年、2021年は国内外ともにEVの発売ラッシュとなるなど、世界的なCO2削減問題、ガソリン車からのEVシフトへの各社の取り組みに注目が集まっている。

しかし実感としては、日常でEVが増えているという感じもなく、コロナ禍で自動車関連のイベントが軒並み中止され、どんなEVがメーカーから販売されているのかを目にする機会もなかった。

そんな折の「EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA」は、自動車メーカー各社のEVが揃い、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されたタイミングで開催されたのである。


【写真53枚】イベントに展示された最新EVを見る!


ラグジュアリーな土地柄にピッタリのイベント


ゴールドのホイールが大人な雰囲気を持つ、ポルシェ タイカン ターボ。



ほんの3年ほど前にEVを購入するといっても、その選択肢は日産リーフ、三菱i-MiEV、テスラのモデルSにX、BMW i3、VW e-Golfとまだまだ少なかった。

しかし、二子玉川ライズのギャラリーに今回展示されたEV、全16車種27台(試乗車含む)を目の当たりにすると「今、日本で購入できるEVってこんなにあるんだ」と誰もが実感するはずである。

日本初の一般公開となるソニーのVISION-S プロトタイプには常に人だかりができていたが、いわゆるイベント会場ではなく街中のストリートに展示されるEVを見ていると、"EV時代の到来がついに"と思わせる説得力がある。

また、富裕層がショッピングを楽しむ地域柄ということもあり、ガソリン車に比べて値段が高い1000万円を超える高級EVであっても、普段乗られているクルマと価格差もないことから、試乗とともに購入を検討される方々も見受けられた。


500万円以下で手の届く魅力的なEVたち


来場者からも注目を集めていた「ホンダe」。500万円以下で買えるEV、シティーコミューターだ。



しかし、イベントを見ていくと500万円以下でも魅力的なEVがたくさんあることに気づく。

20代、30代の若い夫婦や友人同士で来ていた買い物客が、展示されたEVを一台、一台と眺めては運転席に座っていくのだ。

数年前、テスラは「モデルS」「モデルX」に始まり、EVをまず富裕層のアーリーアダプターに販売するという戦略を取り、ジャガー「I-PACE」、メルセデスベンツ「EQC」、アウディ「e-tron」などのラグジュアリーブランドの電動SUVもそれに続いた。

一方、それまで手の届くEVというと、日産「リーフ」がその代名詞であったが、今ではホンダ「ホンダe」、マツダ「MX-30」、テスラ「モデル3」、プジョー「e-208」「e-2008」など、400〜500万円で購入できるモデルが今や揃い踏みなのである。

環境省の補助金制度を申請すれば、グレードによっては300万円台で手に入るモデルもあり、若い方々でも手に入れることができるというわけだ。

しかも、どのクルマもブランドの威信をかけた初めてのEVということもあり、どれもこれも力が入っているモデルばかり。

そうしたEVのデザインや内装を見ているだけでワクワクしてしまう。


家電、若者との相性も良い!



イベント会場はガレリアと中央広場の二つに分かれ、グレード違いでの展示も楽しめるほか、メーカーによってEVへのアプローチがこれほど違うのか、ということに気づかされる。

また、それらのクルマを試乗すれば、EVならではといえる加速感と静けさがドライバーを魅了するのだ。

イベントが行われた二子玉川ライズには、デザイン性の高い最新家電が感度の高い書籍や雑貨などと一緒に揃う「蔦屋家電」があり、同店の顧客との親和性も大変高かったようだ。

普段クルマに興味がないといわれる最近の若者だが、彼らがEVに目を輝かせている様子がとても印象的であった。

当日は10時から夜の17時まで開催されていたが、日暮れとともに点灯しだしたEVのテールランプなど、ディテールのデザインを見比べるのもとても面白い。

例えば、日産が今年販売する予定の電動SUV「アリア」も展示されていたが、そのヘッドライトのデザインを、感心しながら見ていた来場者もいらっしゃった。

電気自動車生活をサポートする「東急パワーサプライ」も出展し、そのキャラクター「てるまる」は子供たちに大人気!

EV戦国時代の幕開けを予感させた「EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA」。

イベント当日の様子や車両の詳細はギャラリーにて確認していただきたい。


【写真53枚】イベントに展示された最新EVを見る!



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