LIFE STYLE

2021.04.01

建築家「隈研吾」が内装を手がけた「イッタラ」の新店舗「イッタラ表参道 ストア&カフェ」を体験!【北欧テイストの部屋づくり】

2021年2月19日(金)、1881年の創業から今年で創業から140年を数える北欧・フィンランドのデザイン企業「イッタラ」のストアが表参道にオープンした。

しかも、世界ではじめてカフェも併設した店舗とのこと、さっそくお邪魔した。

店内に足を踏み入れた瞬間、北欧を訪れたときのようなあたたかく、やわらかな雰囲気に包まれる。

プロジェクトの立ち上げから携わっているマーケティングマネージャーのユハ・ヴェサマッキさんに、インテリアのこと、商品のこと、カフェのメニューのことなど、さまざまなことをお聞きした。

――なぜ、表参道だったのでしょうか。

「最初から表参道と決めていたわけではなく、東京のいろいろなエリアを見て回りました。イッタラにとってデザインやアートはコアバリューなのですが、そうしたことに関心が高いお客さまが集まる場所として、表参道に決めたのです。もうひとつ、私たちにとってフィンランドの文化を発信することも大切だと考えていて、そういう意味では近くにフィンランドのブランドが集まっていることも後押しになりました」

インテリアを手掛けたのは、日本を代表する建築家である隈研吾さん。イッタラと隈さんの"バリュー(価値観)"が同じだったことから、プロジェクトは順調に進んだそう。

「イッタラでは"ロングラスティング"という言葉をコンセプトに、ものづくりを行っています。隈さんの建築も同様で、『自然を大切にする』『クラフトマンをリスペクトする』こともお互いにマッチしていると感じました」

【写真6枚】オシャレすぎる店内とグラスをチェック!



北欧の空間を生み出すさまざまなディテール




――イッタラと隈さんが導き出したインテリアのコンセプトは、"フィンランドの森"。シンプルな空間に、さまざまなディテールが隠されています。

「今では食器も人気ですが、イッタラの始まりはガラスです。隈さんにガラスファクトリーに行っていただいた際に、ガラスを使って、このお店にしかないものを作ろうという話になりました。そうして生まれたのが、店内の奥に吊り下がるペンダントランプです。木の枝を思わせる色やかたちなど、難易度は高かったのですが、イッタラのクラフトマンシップが可能にしました。また、壁面の木々を模している部分には、サスティナビリティの観点から、使用済みのコーヒー豆などの廃棄物を再利用した新素材『ソリド typeF』を採用しています」

――一方、カフェの方は少し趣が異なり、より明るい印象です。

「ストアと一体感を持たせつつ、カフェのゾーンは白木のフローリングにして、ぬくもりをもたらしています。天井には、千鳥格子という日本らしいモチーフを取り入れています。一本一本の木を丸く加工したり、組み方に技巧を凝らしたり、日本の伝統工芸や職人への敬意も表しているのです」



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