MOBILITY

2021.04.22

47歳「フェラーリ365GT4/BB」オーナーの「ガレージ」付き住宅を拝見! スーパーカーブーム世代の夢を叶えた!【ガレージライフ】

フェラーリ365GT4/BB

一戸建ての自宅を初めて建てることになったEさんは、懇意にしているスーパーカーオーナーが営んでいる工務店にすべてを委ねた。

施工側と気兼ねなくディスカッションできたことが幸いし、細部に至るまでEさんの理想が反映されたガレージハウスが完成した。

いまから約40年前に巻き起こったスーパーカーブームをリアルタイムで体感した者にとって、カウンタックをライバルとし、最高速度302km/h対決の主役となった『フェラーリBB』は特別な存在だ。

ここで紹介するEさん(47歳)も、ブーム全盛期に一番好きだったのがフェラーリ365GT4/BBだったという。

「楽しかったスーパーカーブームの終焉を見届けた後、クルマよりもバイクのほうが好きになって、高校時代はバイクに熱中しました。

大学に入り、自らクルマを運転するようになってからは旧いオープンカーに魅せられ、MG-Bとかスーパーセブンとかの購入を検討しつつ、結局、自動車雑誌『カー・マガジン』のバザール欄で見つけた黒いアルファロメオ・スパイダーSr.3を買いました。

その後、プジョー306に浮気しつつ、赤いデュエット(スパイダーSr.1)に乗り換え、アルファロメオのインポーターが当時主催していたムゼオ・アルファロメオ系のツーリング・イベントを楽しむ日々を過ごしました」

【写真14枚】ポルシェも収まる驚愕ガレージを拝見!

ブーム全盛期の憧れのクルマ「365GT4/BB」

都内で就職し、オープンカー・ライフを楽しむようになったEさんが茨城県にある実家に戻ってきたのは、2003年のことだ。このタイミングから実家の車庫がデュエット置き場となった。

「両親とは同居せず、私はマンションに住むようになったのですが、もう一台、通勤用のクルマとしてアルファロメオ145も購入したので、デュエットを実家の車庫で保管するようになりました」

1999年ぐらいに買ったデュエットは気に入っていたので、その後、約10年ほど愛用しました

でも、その間もずっと心の中にBBへの想いがあったので、40歳になる前にフェラーリの購入を決意しました。

さすがに、いきなりBBに手を出すのはどうかと思い、新車販売時から好きだった355を『コーナーストーンズ』というフェラーリ専門店で購入し、わざわざ実家の車庫をリフォームしてから迎え入れました。いまから9年前の話ですね」

MT 仕様の355に3年ほど乗って、ファースト・フェラーリを存分に楽しんだEさんは、初志を貫くことを決意し、次なるアクションを起こした。

「365BBにこだわって探し続けていたら、なかなかイイ個体と遭遇しなかったのですが、あきらめることなく355を買ったコーナーストーンズに相談し続けていたら、6年前に極上モノの365BBが出てきました。販売価格が高騰する前だったので、いま思うと驚くほど安かったと思います」

リビングが最良のフェラーリ鑑賞ポイント

現実的なプライスで購入できた365GT4/BB は、クラッチ交換をしたぐらいで、この6年間ノントラブルなのだという。

本当にイイ買い物をしたといっていい。昨年の10月末に引っ越してきたガレージのある家は、Eさんにとって初めての自邸だ。

「工務店さんが以前からの友人であり、なおかつ同じフェラーリ乗りの方だったので、ガレージ部分に関してはこちらのイメージや希望をすぐに理解してくれました。話を進めやすかったですね。

これはガレージ部分を含め、家全体についていえることですが、まずは自分が建てたい家のイメージをできるだけ明確に持ち、それに向けて各工程で必要な選択をするために、工務店に任せるのではなく、自分で調べたり勉強したりし、こうしてほしい、これを使用してほしいと提案していくことが大切かなと思いました。

それを繰り返すことで、施主と工務店が同じ完成イメージをもって作業を進められるのではないでしょうか」

安住の地を得た365GT4/BBの美しさと家族の笑顔が、これからもEさんの明日への活力となっていく。

【写真14枚】ポルシェも収まる驚愕ガレージを拝見!

【ガレージライフ】

photo/Satoshi-KAMIMURA(神村 聖)  text/Hidenori-TAKAKUWA(高桑秀典)

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