LIFE STYLE

2021.05.16

深淵なる「メダカ」の世界! 「異種交配」で作る「改良メダカ」は「アート」だ!【アクアスタイル】

Aさん作出の品種「月夜」。全身に散りばめられたラメは、まるで水面に輝く月の光のよう……!

「異種交配に力を入れて、まだ誰も作出していないような表現のメダカを作り出したい」と話すのはAさん。

元々、少年時代から熱帯魚を飼育して楽しんでいたという、根っからの生き物好きであるAさんだが、改良メダカの世界に魅了されたのは今から約10年前、楊貴妃だるまを見たことがきっかけだという。

Aさんの選別における基本ルールは、曲がりを使わないこと、そしてオスの色や体型にも重視しているという。

【写真11枚】見たことない! 独自のメダカを拝見!

誰も作出していないメダカの世界

そうしたこだわりや選別交配を繰り返して作出されたのが、Aさん作の品種である冒頭の「月夜」だろう。

月夜は黒ラメメダカのヒカリ体型で、全身に散りばめられたラメがとても美しい横見でも楽しめる品種だ。

Aさんのビニールハウスはお住まいの住居に隣接する形で建てられ、またハウス内だけにはとどまらず、ハウスの周囲やら住居の周囲やらも含め、多くのメダカ飼育ケースであふれかえっている。

ほとんどのケースにエアレーションを施している点にも、Aさんのメダカに対する愛やこだわりを感じる。

現在もっとも力をいれて取り組んでいるのは、体外光の異種交配で新しい表現の作出で、これに向けて日夜選別交配に精を出している。

そんなAさんの目下の目標は多くの愛好家のみなさんも目標に掲げる品評会だ。

「昨年の観賞メダカ品評会ではダルマ部門で2席、横見部門で3席をいただきました。今年はさらに上を目指してます」と語ってくれた。

Aさん作の新しい品種をショップなどで目にするのも、そう遠い将来の話ではないだろう。


アクアスタイル vol.11

取材・文:鶴田賢二  写真:佐々木浩之

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