MOBILITY

2021.06.14

希少! 300台限定の「インプレッサ WRX」のためにガレージを! スバル歴30年、Tさんの秘密基地に潜入!【ガレージライフ】

スバルに乗り続けて30年、根っからのスバル党、Tさん。

スバル伝統のボクサーエンジンに取りつかれ、WRCに夢中になり、さらに深くクルマの楽しみを知ることに。

クルマで知り合った仲間たちを大切にしながら、ガレージのある生活を謳歌して今、楽しんでいる。

【写真17枚】希少な「インプレッサ・WRX STI spec C type RA-R」

300台限定のインプレッサWRX

2012年10月に竣工したという木造在来工法のガレージのシャッターを開けると希少車・アストラルイエローのスバル・インプレッサが姿を見せた。

アストラルイエローボディの2006年型インプレッサ・WRX STI spec C type RA-Rは生産台数300台限定で製造されたモデル。

同じカラーのモデルは50台のみが出荷され、Tさんは新車で購入以降自身でチューニングし、楽しんでいる。

type RA-Rのことを多くの方に知ってもらおうと「アールエーアール鈴鹿」というサイトも運営するなど、その情熱は只者ではない。

カスタマイズのポリシーは「車検が通ること」。

市販されているパーツから、ワンオフパーツまで工夫しながら、世界に1台しかないクルマとしてドライブを楽しむことにしているそうだ。

それまではカーポートで保管しメンテナンスしていた愛車だったが、ガレージがあれば整備やチューニングの作業効率が上がるということで、ガレージの建築を決意。

実家のある約500㎡の区画に建っていた4棟の旧家を取り壊し、甥の家を建てるタイミングで念願のガレージ建築を決意したとのこと。


躯体は知り合いの工務店に依頼。稼働式リフトがポイント。

ガレージは、知人の大工である、宮崎さんに依頼し木造在来工法で建築することとなったが、ガレージにリフトを入れたいなどの希望をあらかじめ伝えたという。

「本当はもっと簡単なものでもよかったのですが、違法建築というわけにもいかず、しっかりしたものになりました」とはTさん。

建築の様子はTさんが運営しているHP にて記録が残っているので細かく見ていただきたい。

9月20日からガレージの建築がスタートし、10月3日に電動シャッター『文化シヤッター』製軽量ワイドシャッター・モートWを設置してガレージ本体は完成。

その後、ガレージ前のアプローチを打設したという。

その後、10月21日に購入していた日本ペイント製の床専用塗料・2液型エポキシ塗料クリンカラーEベストをTさんがローラーを使って自分で施工。

その後、クルマの整備のために使うリフトを入れることになった。

なんと、そのリフト。

国内には希望のリフトの在庫がなかったためアメリカの販売店から購入して個人輸入。

あらかじめアンカーを埋めておいたスペースに自ら説明書を見ながらリフトを組み立てたという。

なんでもこのリフトは移動可能で、使用するときだけ設置するタイプなのだとか。

30分ほどで組み立てて、埋めたアンカーにボルトでリフト支柱台座を留めて使用するのだそうだ。

木製の壁面にはお宝を展示

その後、数年にわたりガレージに必要な作業台や棚の設置したり、今までコレクションしていた非売品のポスターを額装して掲示したりとディスプレイを楽しんだ。

木製ガレージだけに、DIY にて作業できるところも多く、時間が許す限りガレージを活用している。

クルマのオイル交換を行うなど、竣工後8年以上もガレージライフを楽しんでいるがじつに快適な空間になっているという。

最近ではラリーイベントである全日本ラリー選手権「新城ラリー」のサポート。

イベント参加なども楽しんでいるほか“みんカラ”で知り合った友人たちがTさんのガレージを訪問するなど、スバル仲間の輪を大切にしているとのこと。

ガレージの主、Tさんいわく「自分に限られた条件のなかでも諦めずに最後まで精いっぱい楽しくやり、アイデアや工夫を積み重ねていくことで夢を実現することはできる」と、これからガレージを建てる人の参考になればとエールを送る。

明かりをガレージに入れるために採用したポリカ—ボネイト。

また、無垢のコンパネをそのまま残したガレージの内壁などTさんのアイデアも活かされた。

今後はこのガレージで、ひとめぼれをして購入したインプレッサ・WRX STi spec C type RA-Rの整備を楽しみたいと語っていた。

【写真17枚】リフトのほか、高さの変えられるデスクも揃う!



PLANNING DATA

施主: Tさん
構造:木造在来構法
外壁仕上げ:トタン板張り(一部ポリカーボネート貼り)
内装仕上げ:コンパネ張り(一部石膏ボード剥き出し)
敷地面積:262.53㎡
延床面積:69.56㎡
ガレージ面積:46.37㎡
愛機:2006 年式スバル・インプレッサWRX STi spec C Type RA-R
2008 年式スバル・R2 Refi Bitter Selection


OWNER’S CHECK

・一番気にいっているところは?
ポリカの窓にしたことでガレージ内が明るくなったことや、計画通りセラミック製アンカー
の基礎コンクリートへの埋め込みをしたことでリフトを設置して使用できること。

・ちょっと失敗したところは?
特にありません。

・次の夢はなんですか?
スバル愛があふれる自分のサイトを充実させていきたいですね。



GarageLife vol.88

Photo/Keigo-KIMURA(木村圭吾)  Text/Jun-ISHIHARA(石原 淳)

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