LIFE STYLE

2021.06.15

涼しげ! 日本でも自生する水草「ミクロソリウム」は、夏の「アクアリウム」にぴったり!【アクアスタイル】

熱帯魚ショップで販売されている水草は、熱帯性の水草や日本産の水草など、原産地もさまざまである。初心者の方はあまり気にせずに、自分好みの水草を選んで購入されるだろうが、産地にもこだわって購入されるのもいかがだろうか。

南米産の水草や、アフリカ産の水草でまとめてレイアウトしてみたり、そこに同産地の魚種を泳がせたりするのはとても楽しい。また、北米産の水草などは低水温にも強いので、育生環境に合わせて購入するのは賢い選択である。

そんなさまざまな産地で知られる水草であるが、産地というのは人間が決めた国できっちり分かれているわけではない。ピンポイントで自生している種も見られるが、ポピュラー種の多くは国をまたいで広範囲に自生しているといってよい。

ショップで販売されている水草の中でとてもポピュラーな「ミクロソリウム」は、アジアの熱帯から亜熱帯が産地で、東南アジアで栽培された草体が大量に輸入されている。

そのため、東南アジアのイメージが強いのだが、じつは日本にも自生している水草で、ミツデヘラシダの和名で石垣島や西表島の南西諸島にも見ることができる。

あまり知られていないのかもしれないが、日本にも自生していると思えば、思い入れも強くなるのではないだろうか。

今回紹介している写真は、西表島の川に自生しているミクロソリウム。

森の中を流れる川は比較的水温が低く、ミクロソリウムが高水温に弱いのが頷ける環境である。やはり、自生地を観察するのはとても感動的なものである。


【写真2枚】「ミクロソリウム」の自生画像はこちら



佐々木浩之

水生生物を中心に撮影する動物写真家。おもに淡水魚をメインに撮影を行っている。また、幼少からバスフィッシングを趣味とし、ブラックバスとその周りの生物や水草の水中撮影をライフワークにしている。


アクアスタイル vol.6

写真・文:佐々木浩之  協力:戸津健治(アイテム)、藤川清(アイテム)

RECOMMENDED


RELATED

RANKING