LIFE STYLE

2021.06.17

パイナップルの親戚「チランジア」なら「ズボラ飯」ならぬ「ズボラテラリウム」も可能!【アクアスタイル】

「チランジア」はエアプランツとも呼ばれ、土に植えなくても株の表面から空気中の水分を吸収して成長することができるパイナップル科の植物。

土が不要なため、幅広いアレンジが可能となり、オブジェのように楽しめるのが魅力だ。

また、チランジアは種類が豊富で、アレンジによって好みの品種を選ぶことができるのもうれしい。一般種は、園芸店だけではなく、ホームセンターなどでも広く流通している。

手軽に楽しめるチランジアだが、状態よく生長させるとなると、意外に難しい。中南米を中心とする自生地では、適度な光と風通しがあり、雨や霧など、定期的に水分を得られる環境で育っている。

栽培はこの自生地の環境に近づけるのが大切で、やさしい太陽光と通風、そして適度な湿度を保つことがポイントとなる。

水やりは霧吹きなどで、株全体が濡れるようにしっかり与えること。昼間は水分の蒸発を防ぐために気孔を閉じているので、水やりは夜間に行うとよい。春から秋は2~3日おきに、冬場は1週間おき程度に与える。


【写真3枚】バリエーションも豊富な「チランジア」


また、チランジアは葉や形状が楽しめるだけでなく、その姿からは想像もできないような、美しい花を咲かせてくれる。

品種によって異なるが、色合いは赤、白、黄色や紫など、とてもあざやか。花を咲かせるためには十分な株の生長が必要で、適度な光に当てて育てることがコツだ。

しかし、直射日光は葉焼けの原因になるので注意。レースのカーテン越しなど、やさしい光が適している。



平野 威

雑誌や書籍の編集執筆を本業とするグリーンアドバイザー。園芸とアクアリウムの本を数多く手がけている。現在は多肉植物の栽培のほか、山野草やコケ・シダ類にも関心が高い。



アクアスタイル vol.8

写真・文_平野 威

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