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2021.06.18

【動画あり】3台の「GT-R」と暮らす!「ガレージハウス」にR32、R33、R34が並ぶ内部を特別公開!【ガレージライフ】

今回紹介するガレージは、日産・スカイラインGT-Rがズラリと勢揃いしたガレージである。

1969年に初代GT-Rが販売されてからというもの、GT-Rのエンジンは熟練技術者『匠』が1基ずつ手組みしてきたという。

S邸のガレージにはそのDNAを受け継ぎ、完璧に整備されて出動を待つR32、R33、R34のスカイラインGT-Rが3機並んでいる。

【写真15枚】まるで出撃直前? 整然と並ぶGT-R。

ガレージの前には洗車スペース
雪対策のためロードヒーティングを導入


清潔感のある真っ白な木造のガレージハウスは、3mを超える壁に囲まれており、その全容は、外から窺い知ることはできない。

我々は敷地内に招き入れられ、ガレージ前へ。シルバーの金剛産業製『アルバード』が開くと、そこにはスカイラインGT-Rが待機していた。

整然と並ぶその姿はまるで、「出動を待つGT-Rが待機している」ように見えた。施主のSさんが所有するのは、RB26エンジンを搭載したホワイトボディのBNR32型、BCNR33型、BNR34型スカイラインGT-Rだ。

Sさんは中学生のころ雑誌で見たR32スカイラインGT-Rに衝撃を覚え、いつかはGT-Rのステアリングを握りたいと夢描いてきた、根っからのGT-Rフリーク。平成13年、念願のR34スカイラインGT-Rを新車で購入した。

その後、R33スカイラインGT-R AUTECH VERSIONを増車。そしてついにはR32スカイラインGT-Rをも購入する。以前は集合住宅で暮らしていたSさん、GT-R用にガレージを建て、大切に保管してきたという。

子供にも恵まれたその頃、GT-Rガレージの横の土地が売りに出されることを偶然知り、念願のガレージハウスを建てることを決意する。

予算内で理想のガレージを!

土地の購入と同時に、建築会社を探すため、休日になれば家族で住宅展示場に足を運んだ。しかし、雑誌で見ていたようなガレージハウスを建てられるメーカーはなかなか見つからず、ようやくネットで見つけだしたのが『アトリエD』であったという。

その際依頼した内容は、「予算内でスカイラインGT-Rを3台格納できるガレージハウス」。

そして、北海道ではスタッドレスタイヤの交換が必須であるため、「タイヤ交換等軽作業をするためのリフトを導入すること」。そしてもうひとつが、中でも大切なクルマを守るための「プライバシーの確保」。

設備はSさんがほぼ指定をして、描いてもらった図面の手直しを繰り返した。これにより、最終的にスカイラインGT-R用のガレージは、完全なるプライバシーを確保する。

敷地内へのアクセスも、塀に設置されたガレージシャッターの開閉により行うが、こちらのシャッターからもガレージは勿論のこと敷地内の様子を伺うことは出来ない。高さ3mを超える塀のセキュリティは万全である。

外からの視線を気にすることなく、ガレージ前で気軽にできる洗車はストレスがなく最高です、とSさんは語る。

積雪の多い北海道
ガレージ内での暖気も重要


ガレージ床面には若干の傾斜が付いており、壁面に採用されたミラーによって、広いガレージがより一層広く見えるようになっている。壁面にはGT-Rに関するサインが至るところに掲示され、どこにいてもGT-R愛が伝わってくる。

その中でもSさんがどうしても導入したかったというのが、当誌『GarageLife』でもお馴染み・排気ガス排出システム「EG-WayOut」。北海道の冬は積雪により車を走らせることが困難になりがちなため、エンジンの暖気をガレージ内でしたかったという。

3台のGT-Rに対応させるため、12mの耐熱ホースを標準搭載するロングタイプをオーダー。アタッチメントは限られたスペースでも対応させる90度R加工を施し、NISMOレッドのアルマイト加工も特別にオーダーした。

EGWayOutを導入したことことにより、週に1回程度、安全にエンジンをかけることができるようになったと施主のSさん。建築前から設計図にモーターの取り付け位置を確認して設置をしたため、スムーズに設置できたとか。

どこに居ても愛車を感じる!
家族全員がGT-Rと共生する家


 ガレージハウスが完成し、ガレージやリビングからスカイラインGT-Rを眺めながらアルコールを楽しむ等、GT-Rとのガレージライフを満喫しているSさん。こだわったライティングにより様々な演出がSさんを楽しませてくれる。

スカイラインGT-Rのために建てたガレージハウスは、家族全員がGT-Rと共に生活を楽しめるよう細部に至るまで配慮されており、GT-R好きのお子さんや奥様との笑顔が絶えることはない。



【写真15枚】3台のGT-Rと暮らすガレージハウス







PLANNINGDATA

施主:Sさん
竣工:2020年1月
敷地面積:410.08㎡
延床面積:283.65㎡
ガレージ面積:57.97㎡
外装仕上げ:エマルジョンペイント
内装仕上げ:塗り壁

愛車:

1994年式日産・スカイラインGT-R(R32)
1998年式日産・スカイラインGT-R(R33) AUTECHVERSION
2001年式日産・スカイラインGT-R(R34)
日産・ジュークNISMO、アウディQ5 ほか


OWNER’SCHECK

・一番気にいっているところは?

壁面を約3mと高く設計ことにより、セキュリティーはもちろん、周りの目を気にすることなく洗車ができるなどプライバシーの確保ができるようになった。

・ちょっと失敗したところは?

床面をタイル仕上げとしたことにより汚れが目立ち、マメに掃除するようになったのがよかったのか、悪かったのか。

・次の夢はなんですか?

もう1台、R35GT-RNISMOを購入して、ガレージハウスをもう1軒建ててみたいですね。



GarageLife vol.87

Photo/Masato-HARA(原 将人)  Text/Jun-ISHIHARA(石原 淳)

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