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2021.06.29

超絶レストア! 「フェラーリ365GT/4 BB」の革新的デザインに迫る! 【スーパーカーコンプリートファイル】

空力重視のウエッジシェイプデザインをロードリーガルスポーツカーに取り入れた365GT/4 BB。

それまでの伝統的なフェラーリデザインを一新したウエッジシェイプのスタイリングを纏って登場しているが、それは機能の必然性から生まれたもの。

ダウンフォースを効かせるために生まれた、そのデザインを工業製品に落とし込んだのは、ピニンファリーナのスタイリスト、当時まだ 30 代のレオナルド・フィオラバンティだった。

【写真5枚】フルレストアされた365GT/4 BBを見る!

レオナルド・フィオラヴァンティのデザイン

カロッツェリアのひとつであるピニンファリーナは、1930 年にバティスタ・“ ピニン ” ファリーナによって設立され、1951 年からフェラーリとのパートナーシップを開始、F12 までのほとんどのロードリーガルスポーツカーのデザインを担当してきた。

365GT/4 BB のデザインは、当時 30 代であったピニンファリーナのスタイリスト、レオナルド・フィオラヴァンティの手によるものである。

1964 年にピニンファリーナの一員となったフィオラヴァンティが最初に手掛けたフェラーリ社製のクルマは、当時のチーフスタイリスト、アルド・ブロバローネとともに手掛けたディーノ206GTだが、ご承知の通りディーノにはフェラーリのバッジは取付けられていない。

新しいフェラーリデザインの幕開け

フィオラヴァンティがデザインし、初めてフェラーリのバッジを付けたモデルは “ デイトナ ” として知られる365GTB/4 だ。

365GT/4 BB のデザインはその直前のモデルである275シリーズとはまったく異なるものであり、フェラーリの新しいデザインの幕開けとなった。

そして、フィオラヴァンティが次に手がけることとなったフェラーリ、それは構造的にも今までのフェラーリとは大きく異なり、カウンタックとともにロードリーガルスポーツカーとしてもゲームチェンジャー的な存在となった 365GT/4 BB である。

365GTB/4 BB の 大元となるデザインは、1968 年にフィオラヴァンティによってデザインされたコンセプトモデル “P6”。

P6 のデザインは 365GT/4 BB、 308GTB/GTS へと受け継がれ、ʼ70年代のフェラーリデザインの礎となったのであった。

6月30日発売の書籍「スーパーカーコンプリートファイル vol.6 フェラーリ 365GT/4 BB」では、2年間に及ぶフルレストアー作業に密着取材。

フェラーリ社が12気筒エンジンをミドに搭載した初めてのロードスポーツ「フェラーリ365GT/4 BB」をバラバラに分解しディテールに迫っている。

エンジン/トランスミッションだけでなく、ボディ/シャシーも細かい解説を分かりやすい写真とともに掲載。

スーパーカー世代、クラシックフェラーリ好きには必見の内容となっている。

詳しくは以下をチェックしていただきたい。


SUPERCAR COMPLETE FILE Vol.06 Ferrari 365GT/4 BB

定価:4400円

 

 

 

 

 

写真、文:野澤一幸

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