MOBILITY

2021.09.03

億超え! 生産台数197台「ケンメリGT-R」のカッコよさをとことん昇華したマスターピース【モデルカーズ・チューニング】

◆Builder:藤田人師 ◆Base:アオシマ1/24

1972年9月に4代目へとスイッチしたスカイライン。

若いカップルのケンとメリーをイメージキャラクターとしたことから、後々ケンメリいう愛称で呼ばれるようになった。

そしてそのデビューから3か月後の1973年1月にGT-Rが発売されたが197台を生産して販売は終了している。

その理由はS20エンジンが排ガス規制のクリアが難しかったなど、諸説あるが、先代ハコスカGT-Rのために作り置きしてあったS20エンジンが200基ほどあり、その消化用に製造されたという説にも説得力を感じる。

【写真8枚】フェンダーを大型化! ケンメリGT-R細部を見る!

そもそもGT-Rはレース用に作られたモデルであり、ハコスカよりも車体を大型化したケンメリにS20エンジンを搭載したところで戦闘力は期待できないのも明らかだった。

しかし、とにもかくにもケンメリGT-Rはルックス的にカッコよかった。ケンメリGT-Rに純正装備された太いタイヤを履いてくださいと言わんばかりのオバフェンとリアスポイラー、レーシーなメッシュグリルなどは、格好のケンメリ改造のお手本となったのである。

もはやレース云々はさておき、少なくともストリートではクルマ好き垂涎の1台となり、昨今では世界的なクラシックカーブームということと、その希少性から相場は億越えとも言われている。

ここでは改造プラモデル雑誌「モデルカーズチューニング その11」からそんなケンメリGT-Rの作例を紹介していこう。

アオシマ・ケンメリRのカッコよさをとことん昇華
“素組みではこうなりませんが悪しからず”なマスターピース

アオシマ 1/24の新金型グリル&バンパー版をベースにボディサイド断面の丸め込み、前後バランパネル部の絞り込みを行った1台。

サイドの断面修正の際に邪魔になるオーバーフェンダーは、修正作業前にいったん切り離し、オーバーフェンダー自体もフレア量を増やして大型化している。

また一見するとわかり難いが、サイドシル下のジャッキアップポイントに繋がる折り返しの部分、同じくリア・バランスパネル下部の折り返し部分も新造してリアルさをアップ。

フロントグリルは一体成型のメッシュ・モールドを開口して金属製メッシュに置き換え、そのメッシュ越しに透けて見えるコアサポート部のフレームも新たに追加している。

自作のフロントスポイラーは全体のフォルムや折り返し部分の造形、リベット表現など、ビルダーの高いスキルが十二分に発揮されている。

ホイールはアオシマの深すぎるワタナベのリムを詰めて適正サイズ化している。

内装はストックのケンメリRを丁寧な塗装で再現しつつフルハーネス化するなど、見どころ満載だ。

モデルカーズ チューニング その11では改造GT-Rのプラモを200台掲載! 詳しくは以下をチェック!



【写真7枚】フェンダーを大型化! ケンメリGT-R細部を見る!

modelcars tuning その11

写真:服部佳弘 文:鵜飼誠

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