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2021.09.14

美しく絶妙サイズ! 「ルノー」の新型EV「メガーヌ Eテック エレクトリック」は「日産リーフ」よりコンパクトで航続距離470km! 【Eマガジン】





また、インテリアはホームファニチャーの世界からのインスピレーションが随所に見られ、さまざまな珍しい素材やリサイクル素材を使用することで、くつろげる家庭的な雰囲気のインテリアになっている。

デザイナーによると、プラスチックのような伝統的な素材や、黒のような古典的な色を超えることを目指したのだそうだ。

一方で、ファーストトリムの椅子張りには100%リサイクル素材が使用された。TEPとファブリックを組み合わせたシート表皮を採用したミッドレンジトリムも100%リサイクル素材だという。しかしプレミアム・トリムのフロントおよびリアのバックレストとシート・パネルは、すべて本革を使用している。

照明は、人体の自然な24時間のサーカディアンサイクルに基づいており、乗員の健康状態を最適化する、フルLEDの「ムードライティング」となっている。

コックピット内の照明は、ダッシュボード、ドアパネル、スマートフォンドックに沿ったライトストリップによって実現されており、昼間と夜間で色が異なり、30分ごとに色が変わる。まるで照明が生きているかのような印象を与えこのユニークな照明体験は、「LIVINGLIGHTS」と名付けられている。

もちろん、これらはステアリングホイールにあるボタンから簡単にアクセスできる「マルチセンス設定インターフェース」で簡単に変更することが可能。

ドアパネルやインストルメントパネルのライトの色は、OpenR画面上で手動トグルにより48色の中から選択できます。また、選択したドライブモードに応じてカラーが変化する。

また、ルノーのエンジニアが開発し、特許を取得した革新的な「コクーン効果技術」は、「自然な」静粛性を持つ電気自動車としても、他に類を見ないレベルの快適な運転をもたらす。

吸音フォームの層が車の床の間とバッテリー全体に押し込まれており、30km/hを超えると、上級モデルによく見られる「音の繭」のような状態になり、高速道路でも静寂や音楽、ほかの乗客との会話を楽しむことができるという。この「コクーン効果技術」により通常の防音材使用に比べて3キロも軽くなっているのだそうだ。

新開発のモーターを搭載

新しいメガーヌに搭載されているモーターはEESM(electrical excited synchronous motor)と呼ばれ、永久磁石モーターに比べて優れた出力を誇り、レアアースを必要としないため、環境への影響や大規模生産のコストを削減することができる。

また、最適化された設計により、出力とトルクが大幅に向上しているにもかかわらず、現在コンパクトEVであるルノーZOEに搭載されているエンジンよりも10%少ない145kg(クラッチを含む)というコンパクトさを実現。

モーター出力は「96kW(130馬力)および250Nm」「160kW(218馬力)および300Nm」の2種類。

その加速はダイナミックであると同時にスムーズで揺れがない。

160kWのモーターの場合、0-100km/h加速はわずか7.4秒となる。

薄くて軽い新型バッテリー!

また、新しいパワートレインと同様に、CMF-EVプラットフォームに完全にフィットするように設計された395kgの新型バッテリーを搭載。

バッテリーの厚さは110mm(全長1,960mm、全幅1,450mm)で、ZOEのバッテリーよりも40%小さく、市場で最も薄いものとなっている。これにより、全高を1.5mまで下げることができ、空力特性と効率性の向上に貢献した。

このような小型化を実現するために、技術者は電池の化学組成を変更。

採用されたLG社のNMC(ニッケル、マンガン、コバルト)リチウムイオン電池は、ニッケルが多く、コバルトが少ないため、エネルギー密度が高くなっている。

また、バッテリーの下部ハウジングユニットには、ルノーが初めて採用した新しい液体冷却システムが搭載されており、アルミダイキャスト製のチューブにより、バッテリーのコンパクト化と効率化を実現している。

高さわずか18mmのこのシステムにより、バッテリーパックのプラットフォームへの搭載が格段に容易になり、全体的なデザインとスペースに余裕が生まれた。

バッテリーが薄くなったことで、重心が低くなり、車がより機敏に動くようになったとともに、バッテリーをフロアプレート全体に格納したことで、重量が均等に分散されている。

最適化された回生ブレーキ

さらに、EVならではの「回生ブレーキ」にも注目したい。

メガーヌには4つの回生レベルをセレクトでき、ステアリングホイールの後ろにあるタブスイッチで選択できる。

またバッテリー容量だが「40kWh」バッテリーの場合300km(WLTPサイクル)の航続距離、「60kWh」のものであれば航続距離470km(WLTPサイクル)となっており、これらにはバッテリーには8年間の保証が付いている。

尚、この期間中に公称容量の70%以下に劣化した場合は、無償で交換してくれるのだという。

新型メガーヌ イーテック エレクトリックの目標は、バランスのとれた最適なパフォーマンスを、リーズナブルな価格で顧客に提供すること。この新しいEVであれば、日常的な使用や単発の旅行(週末や休日の旅行)など、顧客のニーズのほとんどをカバーできるという。

消費電力はわずか12.8kWh/100km(WLTP)、フランスの家庭用コンセント(10A/2.3kW単相)から公共の充電ステーション(32A/22kW三相)まで、すべてのAC充電インフラに対応しており、後者では1時間以内に最大160kmの充電が可能だという。

また、バージョンによっては、高速道路の急速充電ステーションなど、最大130kW(コンボソケットCCS)のDC充電インフラにも対応。DC130kWの場合、新型メガーヌ イーテック エレクトリックは、わずか30分でWLTP300kmまで回復するという。

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