MOBILITY

2021.09.28

巨大ガレージ!「ロールスロイス」「ベントレー」など12台! 隣には「フェラーリ 512TR」【ガレージライフ】

Wさんが、ビルトインガレージを建てたのは、今から約10年以上も前。

「Rolls-Royce and Bentley Owners’ Club of Japan」のメンバーで、自身もロールスオーナーであるWさんは、娘さん夫妻、そしてお孫さんの3世代同居型ガレージハウスを、地元の建築家である「山田工務店」に依頼したのだ。

新築当時、ガレージにはフェラーリ512とベントレーターボが入っていたのが、今回、更なるガレージを増築したということで伺わせていただくこととなった。

『三和シヤッター』のオーバースライダーを開けると、当時と同じフェラーリ512とBMWのアルピナ、そして真っ赤なドゥカティが出迎えてくれる。11年前に撮影したクルマたちはすべて健在だそうだ。

【写真24枚】フェラーリに117クーペが収まるガレージもある!

フェラーリアイテムが増殖したガレージ

御影石で貼られた床面は、施工したての当時のままピカピカに輝いているが、その秘訣を尋ねると「年に1回程度水洗いをしているだけ」という回答。このガレージフロアは今でも美しく反射してクルマ、オートバイの姿を鏡のように映しこんでいた。

増えているのはクルマだけではない。

フェラーリF1チーム、各年式のレーシングスーツなどのアイテムが10年経過し、圧倒的に数は増えているが、さまざまなジャンルのアイテムが増えたことをきっかけに新たなガレージを増設したのだという。

新しいガレージには、全長6m2cmというロールスロイス・パークウォード・リムジンが鎮座していた。




ベントレーとロールス・ロイス専用のガレージ

長いリムジンをストレスなく格納するためには、いかにガレージ内のスパンを飛ばすかが課題で、それとともにご家族が必要とする収納スペースを設けることも希望条件であった。

強固な梁は、目立たぬように天井に入れるなどし、スマートなガレージインテリアに。

床仕上げは、今回はマンションなどに使用するフロア材を採用し、有圧換気扇を2基設置することで排気ガスを排出しているという。

ガレージシャッターは『三和シヤッター』製「クッキー」を3枚採用し、広さ13×12.8m の大きな木造ガレージが完成した。

このガレージには3台のロールスロイス、ベントレーなど世界でも生産台数が少ないモデルが収められており、いつでもドライブできる状態で保管されている。

「ここはガレージだけではなく、家族で使うためのスペースが重要なんです。ガレージのスペースのほうが大きいですけど」とはWさん。

同居している小学6年生の孫がクルマを見にガレージと書斎に遊びにきてくれるし、クルマの助手席によく乗ってくれるようになったと嬉しそうに語っていた。

11年前の撮影時のクルマはすべて健在。「’90年代に製造されたクルマは、昔乗ることができなかった想い出からほしくて、ついつい可能な範囲で増車してしまう」という。増殖してますますパワーアップしているWさんは、これからもガレージライフを自分のペースで楽しんでいくことになりそうだ。


◆PLANNING DATA

所在地:三重県
施主:Wさん
竣工:2008年12月、2020年11月
構造:木造在来工法
ガレージ面積:63.75㎡ 、166.4㎡
収納車両

1997 年式 ROLLS ROYCE Parkward Limosine
1964年式 ROLLS ROYCE SILVER CLOUD Ⅲ LWB
1997年式 BENTLEY CONTINENTAL T
1993年式 Ferrari 512TR
1998年式 ALPINA B10 V8
1979年式 ISUZU 117 Coupe XC
1982年式 DUCATI 900MHR
1993年式 DUCATI 888SP5
2000年式 DUCATI996 SPS
2003年式 DUCATI 999MP
2000年式 MV AGUSTA F4-S750
1985年式 YAMAHA TZ250(59W)


◆OWNER’S CHECK

・一番気にいっているところは?
今も昔も変わらず、イタリアやイギリスのクルマのヒストリーを楽しみながらガレージを所有していることに感謝しています。

・ちょっと失敗したところは?
特にありません。

・ガレージライフを続ける秘訣
常に情熱をもってクルマと接することと、家族の同意を得ながら楽しむことではないでしょうか? ガレージに完成はなく、進化するものなのでその過程を楽しんでいきましょう。

◆COMMENT FROM A BUILDER  山田建築 山田 昇さん

前回のガレージハウスに引き続き、ガレージの建築の依頼を受けて仕事をさせていただきました。母屋と違和感がでないことや、6m以上のリムジンを入れるために強度を考えての設計に苦心しましたが、Wさんの期待に応えることができてよかったと自負しています。

三重県四日市市大字茂福2298 Phone:059-364-5088

Photo/Masatake-ISHIKO(石河正武)  Text/Jun-ISHIHARA(石原 淳)

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