MOBILITY

2021.10.13

クギづけ!「VG40センチュリー」を「和テイスト」なレッドスレッドに⁉【モデルカーズ・チューニング】

センチュリー◆Builder:上久保裕護 ◆Base:アオシマ1/24

ショーファー・ドリブン(運転手付きで乗る)の高級車として、トヨタのラインナップ中、その頂点に君臨するセンチュリー。

1967年のデビュー以来2度のモデルチェンジを経て、現在は3代目となるが、そのデザインモチーフは初代から連綿と受け継がれており、現行モデルもクラシカルな風格を漂わせている。

政財界の要人や官公庁に使用されているところから、新車時の購入には厳重な審査が行われるとの噂もあるが、もちろん中古車市場ではそのようなコントロールは不可能であるから、古いセンチュリーが様々なカスタムに使用されているのは、皆さんもよくご存じのことだろう。

最近では焼き芋デコトラに改造された”芸術作品”が注目を集めたが、そのような有名車以外にも、ローライダー風カスタムやVIPカーなど、様々なカスタマイズが数多くのセンチュリーをベースに行われてきた。

ここでご覧頂いているのもそんな車両のひとつと言えるが、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたプラモ作品である。

【写真7枚】衝撃のフロントを含む全体像はコチラから!

長袴の裾を引きずるような後ろ姿に和を感じる

この作品のテーマはズバリ、”ジャパニーズ・レッドスレッド”。

レッドスレッドとは、チョップトップなどボディ形状の変更を含むカスタムスタイルの呼び名であるが、そこに「和」なテイストを加えたところがこの作品のミソである。

ボディは2ドア・ハードトップへと改造されているが、それだけではなくボディ後半の形状に大きく手が入れられており、リアエンドに向かって上下にスライスされて薄くなっていく、のびやかな形が特徴的だ。

レッドスレッドの代表的な車種である49年マーキュリーなども思わせながら、ベース車のボディラインを活かすことによってまさに日本的なムードを漂わせている。

ボディカラーの美しいダークブルーも目を引くが、さらにボディ半分に透かしで紗綾形の紋様が入っており、その美しさはただごとではない。

この塗装とボディ形状が相まったそのスタイルは、直垂袴の裾を引きずった上級武士の姿を彷彿とさせるようだ。

クルーザータイプのリアフェンダースカートの形状も秀逸で、ボディラインをいっそう際立たせている。


モデルカーズ・チューニング其の四

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