MOBILITY

2021.10.01

「初代セリカLB」をUSDMに!「5マイルバンパー」と「ルーバー」がアメリカ~ン【モデルカーズ・チューニング】

セリカLB◆Builder:仙波徹也 ◆Base:アオシマ1/24

日本におけるスペシャリティクーペの草分け、セリカ。

1970年に登場したセリカは、その斬新なボディスタイルと、外装や内装の装備品さらにはエンジンを自由に組み合わせられるフルチョイス・システムの導入で、高い人気を獲得することとなった。

73年には、ボディ後半をファストバックスタイルとしたLB(リフトバック)を追加し、その人気をさらに盤石なものとしていった。

クーペ、LBともに75年にはボディサイズを拡大、結果的にセリカは77年まで生産されるロングライフモデルとなったのである。

その高い人気からプラモデルの数も多かった初代セリカだが、現在その数は少なく、LBに関してはアオシマの後期型のみとなっている。

【写真4点】アメリ感満点なセリカLBの全体像はコチラ!

後期LBを象徴する5マイルバンパーを自作、さらに北米仕様に!

ここでご覧頂いているセリカLBは、そのアオシマ製キットをベースにバンパーを大型化、さらにディテールにも手を加えて北米仕様としたものだ。

改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載された作品である。

後期型のセリカLBといえば、トップモデル2000GTに用意された5マイルバンパー(大型衝撃吸収バンパー)が思い起こされる。

ボディとの一体感に乏しい5マイルバンパーは、かつては多くの旧車マニアにとって忌避すべきものという印象も強かったが、近年ではUSDM(北米市場向け)感をこの上なく感じさせるアイテムとして、人気の存在となってきている。

アオシマのキットは標準バンパーを装着した状態を再現したものだが、作者はこの5マイルバンパーを自作して装着。

さらにダッシュボードも左ハンドル化して、完全なUSDMとして仕上げている。

左ハンドル化と一言で言ってしまうのは簡単だが、キットにはそんなパーツは入っていない。

なんとダッシュボードを切り刻んで、左右を入れ替えて組み直しているのだ。

さらに、リアウィンドウにはルーバーを装着、ボディサイドのプロテクトモール(好事家には”もっさりモール”の名で最近は親しまれている)やサイドマーカーも相まって、日本国内仕様とははっきりと異なる、非常にエキゾチックなルックスとなっている。

ボディカラーにはスズキ・ラパンの実車用ペイントを使用、これがまた実によく似合っている。

「もう北米仕様しか作りたくない」「存在しないクルマでも北米仕様にしちゃう」というモデラ―氏ならではの、素敵な作品である。


モデルカーズ・チューニング 其の五

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