MOBILITY

2021.10.08

ムサシグリル!? 「C130ブタケツローレル」は角目4灯の「街道レーサー」仕様!【モデルカーズ・チューニング】

C130ローレルSGX ◆Builder:大内正人 ◆Base:アオシマ1/24

日産ローレルといえば、今は懐かしい「ハイオーナーカー」の元祖的存在だ。

1968年に登場したローレルは、全8世代にわたる長い歴史を持つモデルとなったが、その中でも特に高い人気を獲得したのが、1972年にデビューした2代目ローレル、C130型であろう。

プラットフォーム、基本コンポーネンツを同時期のスカイライン(GC110、いわゆるケンメリ)と共用して開発された、スポーティさと豪華さを併せ持つ、ゆったりとしたサルーン。

現役当時はセドグロに次ぐ車格の豪華車として、中古車となってからは走り屋/街道レーサー御用達車として、そして現在でも国産ヒストリックカーを代表する1台として、衰えることのない人気を誇っている。

特に2ドア・ハードトップは、独特のボリューム感ある後ろ姿と、テールランプ埋め込みバンパーが醸し出すアメリカンなムードから、「ブタケツ」「棺桶」のニックネームを持つ。

そんなC130ローレルは前述の通り、中古車となってからは街道レーサーたちに引っ張りダコの人気車となった。

その理由は、すでに述べたスカイラインとの関係性が影響したものだ。

当時のスカイラインは、「サーフィンライン」と呼ばれる独特のプレスが入ったリアフェンダーが、そのボディデザインの特徴だった。

このサーフィンラインが被さるように造形されたホイールアーチの形状から、太いタイヤを後輪に履かせてㇵの字シャコタンにすることが困難だったのである。

その点、基本を共用しイメージ的にも似通っているローレルは普通に丸いリアホイールアーチを持っているため、シャコタン方面へのモディファイに最適だったのである。

そんなC130ローレルの人気は現在のプラモデル業界においてもしっかりと反映されている。

C130の現在入手しやすい唯一のキットであるアオシマ製1/24は、ノーマル版だけでなく、そうした街道レーサー的仕様でも様々なパッケージングでリリースが続いているのである。

そんなアオシマのC130ローレルを、さらに色々と手を加えて完成させたのがこの作品だ。

【写真3枚】角目4灯オイルクーラーが自慢のフロントも見る!

真似したくなる、さりげない小技の数々!

やんちゃなローレルの定番カラーといえばパープルだが、この作品はパープルというよりマゼンタ・メタリック。

しかし実は、よーく見るとわかるように少し色あいの異なる2色を重ねたツートンなのだ。

ボディ形状は、定番のリアピラー部ノッチ加工を施し、基本となるローレルの雰囲気をしっかりと捕まえている。

フロント周りはストック状態からムサシグリル+角目4灯ライトに替えてイメージをチェンジ。

お約束のオイルクーラーも取り付けられているが、そのホースは中に真鍮線を入れることで重く垂れさせ、さりげなくフェンダーダクトを設けるなど、様々な小技が作品を盛り上げている。


モデルカーズ・チューニング其の四

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