MOBILITY

2021.10.10

左ハン仕様!?「AE86トレノ」をアメリカ人が乗るイメージで仕上げたぞ!【モデルカーズ・チューニング】

カローラ・スポーツ◆Builder:松尾 聡 ◆Base:アオシマ1/24

AE86型のカローラ・レビン/スプリンター・トレノといえば、今も人気の’80年代テンロク・スポーツを代表する存在だ。

その人気の高さの理由が、FRという駆動形式にあることは、言うまでもないだろう。

E80系カローラ/スプリンターは1983年デビューしているが、その特徴はレイアウトをFRからFFへと改めたことにあった。

そんなシリーズの中にあって、レビン/トレノのみは(正確には、モデルチェンジをしなかったワゴン/バンもだが)FRレイアウトの先代シャシーをキャリーオーバー。

レビン/トレノがFRのまま取り残されたのには諸事情あり、トヨタがスポーツ走行性の維持を目的と考えたためかは定かでないが、ともあれそんなレビトレは、FRの駆動方式がもたらす走行性と、新たに搭載された1.6リッター・ツインカム4A-GEU(GT系)の組み合わせにより注目を集めることとなった。

その人気は、新車当時よりむしろ中古車となってから(’87年のモデルチェンジでE90系へと進化してから)の方が、より高かったと言えるだろう。

新車のレビン/トレノがFFとなったために、FRである先代モデルに熱視線が注がれるようになったのだ。

”ドリキン”こと土屋圭市氏の愛機として、またコミック『頭文字D』での活躍によって、その人気はいよいよ強固なものとなっていったのである。

なお、「AE86」の名で呼ばれるのはレビン/トレノでも4A-GEU搭載モデルのみで、1.5リッターOHCの3A-U搭載車は、型式名AE85となる。

【写真3枚】日本車LOVEなアメリカ人の乗るAE86フロントも傑作!

日本車大好きなアメリカ人が乗っている車両、と言う設定で

ここでご覧頂いているのは、そんなAE86をモディファイした車両の模型で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載された作品である。

プラモデルに手を加えるときは、気の向くまま適当にいじり出すのではなく、きちんと設定を作って加工内容を考えるのが効果的だ。

この作品の設定は、 「日本のドリフト雑誌を読み漁る、日本車大好きなアメリカ人が乗っている仕様」とのこと。

そのため、作品をよく見ると左ハンドルとなっている。

ということは、レビン/トレノの北米仕様である「カローラ・スポーツ」(ヘッドライト周りはトレノだが他はレビン)をベースに、日本国内仕様のパーツを入手して、バンパーやリア周りをトレノ仕様へと改めた、という設定であろうか。

ベースにしたキットはアオシマのTRD N2バージョンだが、N2のオーバーフェンダーは使用せず、ブリスターフェンダーが造形されている。

ロールケージが組まれた内張ストリップ状態の本気な内装も、N2キットのものだ。

独特なボディカラーにも、アメリカの香りが感じられる。


モデルカーズ・チューニング其の四

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