MOBILITY

2021.10.12

鷹目の「S204」!「インプレッサWRX」STIのコンプリートカーを自作パーツで制作!【モデルカーズ】

スバル・インプレッサS204◉フジミ1/24改造◉作例制作:小田島俊介

レオーネの後継的な意味あいも兼ねてデビューしたスバルの代表車種、インプレッサ。

2代目モデルは2000年に登場、モデル期間中2度のマイナーチェンジを行い、徐々に精悍な顔つきへ変化を遂げている。

その中で、STI(スバルテクニカインターナショナル:スバルのモータースポーツ活動などを担当する子会社)が開発を担当したコンプリートカーがSシリーズだった。

第一弾、S201は初代をベースとしたものであったが、2代目をベースにS202、S203とリリースを重ね、2006年に送り出されたのがS204である。

S204は、二代目インプの中でも後期型となる、いわゆる“鷹目”(2005~2007年)のWRX STIをベースとする。

完成車両の必要部分を一旦分解、オリジナルパーツ(フロントアンダースカートやリアウィング、レカロ製シートなど)を装着し、EJ20型エンジンにもチューニングが施されていた。

その性能は最高出力320ps/最大トルク44.0kgmというものだったが、S204ならではの特徴は、何と言ってもパフォーマンスダンパーの採用だった。

これは、サスペンション取り付け部をタワーバーなどで繋いで剛性の向上を図るのではなく、ダンパーで結んでボディへの入力そのものを減衰させてしまうという、画期的なアイテムであった。

ここでご覧頂いているのは、そのS204をプラモデルで再現した作品で、自動車模型専門誌「モデルカーズ」に掲載されたものだ。

【写真17枚】細部まで再現したS204、その全容と制作過程はコチラ!

エアロパーツほか専用部品を自作や流用で再現!

S204そのもののキットは発売されておらず、この作品は実車同様に、鷹目WRXのキット(フジミ)をベースとして各部を改造し制作されている。

フジミ製インプレッサは、WRX、WRX STI、WRX WR-リミテッドなどバリエーションが多く展開されており、しかもそれぞれが実車のディテールをしっかりと再現している。

これは本来素晴らしいことなのだが、作例のように改造をしようと思うと逆に厄介なことにもなる。

各キットには各仕様にふさわしいパーツしか付属しておらず、他の仕様のためのパーツが不要部品として含まれていたりはしないからだ。

改造にジャストなモデルをベースに選ばないと、加工内容が増えてしまうのである。

この作例の場合は、WR-リミテッドをベースにすればエアロパーツに関しては基本的にリアウィングの自作だけですむのだが、用意できたのが素のWRXだったので、フロントウィングなども自作が必要になってしまった。

作者はそんな逆境をものともせず、さらに車体裏側のパフォーマンスダンパーなどまで再現して、完璧なS204としている。


modelcars vol.268

写真:服部佳洋

RECOMMENDED


RELATED

RANKING