MOBILITY

2021.10.20

妖しい輝き「C130 ブタケツローレル」!全てがキマリまくった抜群の美しさに注目!【モデルカーズ・チューニング】

C130ローレル ◆Builder:田中利通 ◆Base:アオシマ1/24

日産ローレルといえば、今は懐かしい「ハイオーナーカー」の元祖的存在だ。

1968年に登場したローレルは、全8世代にわたる長い歴史を持つモデルとなったが、その中でも特に高い人気を獲得したのが、1972年にデビューした2代目ローレル、C130型であろう。

基本コンポーネンツを同時期のスカイライン(GC110、いわゆるケンメリ)と共用して開発された、スポーティさと豪華さを併せ持つ、ゆったりとしたサルーン。

現役当時はセドグロに次ぐ車格の豪華車として、中古車となってからは走り屋/街道レーサー御用達車として、そして現在でも国産ヒストリックカーを代表する1台として、衰えることのない人気を誇っている。

特に2ドア・ハードトップは、独特のボリューム感ある後ろ姿と、テールランプ埋め込みバンパーが醸し出すアメリカンなムードから、「ブタケツ」「棺桶」のニックネームを持つ。

C130ローレルは前述の通り、中古車となってからは街道レーサーたちに引っ張りダコの人気車となったが、その理由は、すでに述べたスカイラインとの関係性が影響したものだ。

当時のスカイラインは、「サーフィンライン」と呼ばれる独特のプレスが入ったリアフェンダーが、そのボディデザインの特徴だった。

このサーフィンラインが被さるように造形されたホイールアーチの形状から、太いタイヤを後輪に履かせてㇵの字シャコタンにすることが困難だったのである。

その点、基本を共用しイメージ的にも似通っているローレルは普通に丸いリアホイールアーチを持っているため、シャコタン方面へのモディファイに最適だったのである。

そんなC130ローレルの人気は現在のプラモデル業界においてもしっかりと反映されている。

C130の現在入手しやすい唯一のキットであるアオシマ製1/24は、ノーマル版だけでなく、そうした街道レーサー的仕様でも様々なパッケージングでリリースが続いているのである。

【写真5枚】330ライトにも注目! C130ローレル、全体像はコチラ!

定番のカラーながら美しい仕上げでひと味違うローレルを実現!


そんなアオシマのC130ローレルを、さらに色々と手を加えて完成させたのがこの作品だ。

前身を妖しく彩るパープルはローレル定番のボディカラーであるが、この作品ではソリッドではなくメタリックをチョイス、深い輝きを見せている。

前後バンパーはボディ同色としつつも、各部のメッキモールはペイントせずに残され、作品を引き締める。

リアピラー形状の修正もこのキットお約束の加工だが、ファストバックとノッチバックの中間、といった微妙なバランスを巧みに実現。

ボディ裾の絞り込みも効果的で、アオシマ特有の大柄すぎる感じが見事に払拭された。

叩き出し風フェンダーの足元にはアオシマ製のシャドーが収まっている。


モデルカーズ・チューニング其の四

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