MOBILITY

2021.10.16

当時風!「C33ローレル」のドリ車を「ダメージ」表現込みでリアル再現!【モデルカーズ・チューニング】

C33ローレル◆Builder:竹本和矢 ◆Base:アオシマ1/24

日産ローレルといえば、元祖ハイオーナーカーとして知られるアッパーミドルサルーンである。

その誕生は1968年のこと、当時のセドリックとブルーバードの間を埋める車種として企画されたのだが、ボディラインやメカニズムは510ブルーバードと同様のものを先行して採用した形であった。

当時の国産車としては珍しく、タクシー向け廉価グレードやライトバンといった営業車をラインナップに持たないことも特徴である。

’72年登場の2代目からはスカイラインと基本を共用(ローレルの方がホイールベースが若干長い)、以後この成り立ちがローレルの基本となっていく。

この2代目と、’77年デビューの3代目では、アメリカンなテイストを感じさせるボリューミーなボディが特徴であった。

【写真4枚】当時風ドリ車ローレル、こんなクルマいたいた!

’80年の4代目では初心に帰ってヨーロピアンなボディデザインを採用したが、やはり国内市場では販売が奮わず、後期型で派手なフロントグリルを採用するなどのテコ入れがされている。

この代では2ドア・ハードトップがなくなり、ボディ形状がハードトップとセダン、2種類の4ドア車となったのもポイントだ。

’84年の5代目では新たにV6のVG型エンジンを搭載、長らく搭載されてきた直6ユニットもL型からRB型へとリニューアルされたが、先代の反省から重厚感を意識しすぎたスタリングは却って受け入れられず、大きな反省点となった。

こうして’89年のモデルチェンジで送り出された6代目・C33型ローレルは4ドアHTオンリーとなったが、スマートさと華やかさを併せ持つボディライン、豪華ながらも趣味の良さを感じさせるインテリアなどが相まって、久々のスマッシュヒットとなったのである。

C33型は、名車の誉れ高いR32系スカイラインと基本コンポーネンツを共用していることもあって、走行性能も高い水準を示していた。

型落ちとなって安価で入手できるようになってからは、その走行性の良さから、走り屋やドリフト方面にも持て囃されるようになっていったのである。

「ドリ車」ローレルの魅力を最大限に表現!

ここでご覧頂いているのもそんな「ドリ車」ローレルを再現した模型で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものである。

「当時風ドリ車」をテーマに、「ローレルをより”ローレル”らしく」というコンセプトの元、アオシマ製C33をベースに各部に手を入れて制作されている。

作例はヘッドライト内部の作り直しやアンテナ台座、リアのフック追加などで全体のリアリティを向上。

いかにもC33らしいパールホワイト/ゴールドのツートンが醸し出すゴージャスなムードと、各部に施されたダメージ表現とウェザリングの落差が、激しい走りを強調している。

前後で異なるホイール、タイラップで結びつけられた外れかけのバンパーなども、ドリ車好きならニヤリとするポイントだろう。


モデルカーズ・チューニング其の四

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