MOBILITY

2021.10.24

爽快!「トヨタ86」のプラモ改造で「FT-86オープン・コンセプト」を再現!【モデルカーズ・チューニング】

トヨタFT-86オープンコンセプト◆Builder:前田亮二 ◆Base:アオシマ1/24

名車86レビン/トレノ(AE86)にあやかったネーミングで登場した、トヨタ86/スバルBRZ。

2代目となるGR86/BRZが発表され話題を呼んでいるが、2012年の発売から9年もの長期間販売された初代モデルはその人気と性能に衰えを見せることなく、あらためて現代の名車と呼ぶに相応しい。

入手しやすいライトウェイトなFRスポーツカーというコンセプトの元、スバルとの共同開発で生まれた86/BRZだが、搭載されるエンジンが水平対向ユニットである点からも分かるように、その内容はスバル色が強く、製造も富士重工の工場で行われている。

一方そのルックスはAE86……というよりはトヨタ2000GTのそれをイメージしたものと言われており、両社のスポーツカージャンルにおける”いいとこどり”を果たしたもの、と言うこともできそうだ。

前述の水平対向エンジンは2リッター四気筒のDOHCで、6速のMT/ATが組み合わされており、サスペンションはフロントがストラット、リアがマルチリンク。

最高出力は200PSを発揮、水平対向ユニットの特徴である低重心性と相まって、スポーツドライビングの醍醐味を味わわせてくれる。

そんな86は模型の世界でも人気が高く、アオシマ、タミヤの2社からプラモデルが発売されているが、ここでご覧頂いているのはアオシマ製の86をベースにモディファイした作品で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものだ。


【写真4枚】現実に存在するオープン仕様、その全体像はコチラ!

発売にストップがかかったままのオープンコンセプトを机上にリリース!


見ての通り、86をオープンモデルとしたものだが、実はこれは想像の産物ではない。

86をベースとしたコンバーチブルはトヨタ自身が作り出したもので、2013年に、「FT-86オープンコンセプト」の名でジュネーブモーターショーにて発表されている。

このコンバーチブルはきわめて現実的に仕上げられており、特に前述の通り86のデザインモチーフがトヨタ2000GTであることを考えると、あのボンドカーをも想起させる非常に魅力溢れる仕様と言えよう。

理由は定かでないものの発売にストップがかかったままのこのコンバーチブルを作者は非常に惜しみ、模型で再現したのだ。

実車は同年の東京モーターショーでの公開に合わせてボディカラーがレッドになるなど変更が加えられているのだが、この作例は、最初に発表されたジュネーブショーでの状態、パールホワイトのボディにブルー/ホワイトのインテリアで制作されている。

2代目86でこそ、こんなコンバーチブルを実現してほしいものだ。


モデルカーズ・チューニング其の四

写真:服部佳洋

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