MOBILITY

2021.10.23

「TT2型スバル・サンバー」が農道の「ケーニッヒ・ポルシェ」に変身!フロントエアダムが巨大すぎる!【モデルカーズ・チューニング】

スバル・サンバー◆Builder:大内正人 ◆Base:アオシマ1/24

日本に根付いた自動車文化のひとつ、そして最近ではアメリカなどでも遊びのアイテムとして注目されているという、軽トラック。

そんな軽トラの代表的車種と言えたのが、「農道のポルシェ」の異名を持つ、スバル・サンバーであろう。

このあだ名の由来は、他の軽トラックがエンジンをシート下あるいは車体中央下に配置するのに対し、サンバーでは車体後端にエンジンを置くリアエンジン・レイアウトであること、また早くから四輪独立懸架サスペンションを採用していたこと、などによる。

また、「赤帽」用に特別チューンされた仕様をラインナップしていたことでも窺えるように、前述の特徴が単に特徴でなく、高い走行性(それはもちろん軽トラックとして必要な範囲でということだが)を誇ったことも示している。

初代サンバーの登場は1961年、当時の軽乗用車スバル360の基本コンポーネンツを利用することで生まれたもので、開発責任者もスバル360の生みの親である百瀬晋六氏であった。

以後、RR・四独サスという前述の特徴を受け継ぎつつ、軽規格の拡大や高速時代への対応、衝突安全性への配慮などを盛り込みながらモデルチェンジを重ね、スバル・オリジナルのモデルとしては6世代に及ぶ歴史を積み重ねてきた(現在は残念ながらダイハツ・ハイゼットのOEMモデルとなっている)。

ミニカーなど模型の題材としても人気のサンバーだが、プラモデルでは旧イマイの3代目後期型バン(現在はアオシマから発売)、そしてアオシマの6代目トラックがポピュラーな存在である。

ここでご覧頂いているのも、そのアオシマのTT2型サンバーを用いた作品……なのだが……?

【写真4枚】ケーニッヒ・フェンダー仕様のサンバー、フロントマスクは必見!

農道のケーニッヒ・ポルシェ現る!


メイン写真だけでは何が何だか分からないだろうが、この作品のコンセプトは、「イベント用に特化した農道のケーニッヒ」。

ケーニッヒ流のブリスターフェンダー仕様に生まれ変わったボディは「迫力」の一言に尽きるが、それを馴染ませるべくフロントは大型エアダム一体に、リアはダックテール状態に造形され、そのセンスと技術が只者ではないことが窺える。

荷台にはウーハーが埋め込まれ、もはや農作物を載せるような余裕はなく、なるほどこれではイベント以外に活躍の場はないだろう。

キャビン上部はフロントウィンドウを残して取り外し式となっており、よく作り込まれたインテリアを見ることもできる(助手席にはこの個体を再現したプラモデルの箱⁉まで置かれている)。

WRブルーをベースにしたラメ塗装のボディに、SSRマークⅢのホイールがよく似合うが、こうした改造作例には前車軸が固定となる例が少なくないところ、若干ながらステアが可能なのもポイントが高い。


モデルカーズ・チューニング其の四

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