MOBILITY

2021.10.26

これが「210系クラウン」? アメリカンポリスカーは和製クラウン・ビクトリアだ!【モデルカーズ・チューニング】

トヨタ・クラウン◆Builder:蒔野悟史 ◆Base:アオシマ1/24

日本を代表する高級車、トヨタ・クラウン。

ライバルである日産のセドリック/グロリアが消えてフーガとなった後も、クラウンの存在はゆるぎないものであり続けている。

もっとも、次世代のクラウンはセダンではなくなるのではないかという噂もあるが、思えば、保守的な高級車と言われがちなクラウンが今まで存在し続けられたのは、その根幹に革新性や前衛性といったものがあったからかもしれない。

1955年にデビューした初代モデルこそその好例で、当時の使用状況の大半を占めていたタクシー需要に対応するには強固な足周りが必要とされていたところ、独立懸架サスペンションの採用(フロント)という画期的な設計で登場したのだ。

1962年の2代目ではフラットデッキスタイルの導入、3代目では高級車にあるまじきものであったボディカラー「ホワイト」のプッシュと、クラウンの歴史は絶えまない変革の連続であった。

中でも特に印象的だったのは1971年登場の4代目クラウンにおける紡錘型デザイン”スピンドルシェイプ”だが、これはさすがにクラウンとしては進みすぎたものであったのか、マイナーチェンジで常識的なルックスへと変更されている。

しかし、変革を厭わない大胆さは、その後のクラウンにも脈々と流れ続けていた。

それが一気に表面へと現れたのが、12代目における”ゼロクラウン”としてのリセット、そして続く14代目におけるピンクというボディカラー”モモタロウ”の採用だったが、これは今も記憶に新しいだろう。

ここでご覧頂いているのはそんな14代目・210系クラウンをパトカー仕様とした模型で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものである。

【写真5枚】ポリス・インターセプター仕様のクラウンを見る!

日本パトカーの代表格クラウンをアメリカンポリス風に!

クラウンと言ってもクラウン・ビクトリア(フォード)風と言うべきか、白/黒のカラーリングは同じながらも漂う香りは全く違う、アメリカン・ポリスカー風仕上げだ。

黒いボディに「POLICE INTERCEPTOR」と入った印象的な白文字はカッティングシートによるもので、クラウンを一気にアメリカンなムードに作り変えている。

ルーフのLEDライトバーはR35セーフティカーからの流用だが、それ以外の装備品(プッシュバンパーやスポットライトなど)はプラ材による自作品ということで、作者の確かな技量が窺い知れる。

室内に設けられたPCなどの小物は、やはりプラ材などによる自作品。

足元を無骨に演出するスチールホイールはアオシマのハイエースから流用、ドッグディッシュ・タイプのセンターキャップをあしらっている。


モデルカーズ・チューニング其の四

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