MOBILITY

2021.11.10

積載物もリアル!「TT2型サンバー」を産廃運搬車に!【モデルカーズ・チューニング】

スバル・サンバー◆Builder:雅ビルヌーブ ◆Base:アオシマ1/24

日本に根付いた自動車文化のひとつ、そして最近ではアメリカなどでも遊びのアイテムとして注目されているという、軽トラック。

そんな軽トラの代表的車種と言えたのが、「農道のポルシェ」の異名を持つ、スバル・サンバーであろう。

このあだ名の由来は、他の軽トラックがエンジンをシート下あるいは車体中央下に配置するのに対し、サンバーでは車体後端にエンジンを置くリアエンジン・レイアウトであること、また早くから四輪独立懸架サスペンションを採用していたこと、などによる。

また、「赤帽」用に特別チューンされた仕様をラインナップしていたことでも窺えるように、前述の特徴が単に特徴でなく、高い走行性(それはもちろん軽トラックとして必要な範囲でということだが)を誇ったことも示している。

初代サンバーの登場は1961年、当時の軽乗用車スバル360の基本コンポーネンツを利用することで生まれたもので、開発責任者もスバル360の生みの親である百瀬晋六氏であった。

以後、RR・四独サスという前述の特徴を受け継ぎつつ、軽規格の拡大や高速時代への対応、衝突安全性への配慮などを盛り込みながらモデルチェンジを重ね、スバル・オリジナルのモデルとしては6世代に及ぶ歴史を積み重ねてきた(現在は残念ながらダイハツ・ハイゼットのOEMモデルとなっている)。

ミニカーなど模型の題材としても人気のサンバーだが、プラモデルでは旧イマイの3代目後期型バン(現在はアオシマから発売)、そしてアオシマの6代目トラックがポピュラーな存在である。

ここでご覧頂いているのも、そのアオシマのTT2型サンバーを用いた作品で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものだ。

働くクルマ感満載のサンバーを見る!

産廃の不法投棄はいけませんよサンバー

産業廃棄物運搬車という、ちょっと意表を突いた仕様で制作されたサンバーだが、荷台のベニヤ板や、ドアに書き込まれた社名などのリアリスティックなディテールと、ミニッツレーサー用を装着したというアルミホイールとのアンバランスが何とも言えず可笑しい。

ベニヤ板は本物をスキャンしプリントしてプラ板に貼ったとのことで、この上もなくリアルなものとなっている。

荷台に積まれているのはタイヤ/ホイールに自転車、そしてエンジンのようだが、自転車にはフェラーリのステッカーが貼られ、エンジンもよく見るととても貴重な品であるなど、遊び心満載の1台だ。


モデルカーズ・チューニング其の四

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