MOBILITY

2021.11.20

前2軸⁉「200系ハイエース」がモータースポーツ心溢れるトラックに変身!【モデルカーズ・チューニング】

トヨタ・ハイエース◆Builder:清水博明 ◆Base:アオシマ1/24

トヨタ・ハイエースと言えば、日本のワンボックス型ワゴン/バンを代表する存在であることに異論はないだろう。

その抜群の積載性・居住性・耐久性から、人員や道具、機材のいずれかあるいは全ての運搬が必要な様々な仕事の現場で、長きにわたって活躍してきた。

またレジャーでの相棒として、オートバイや大型ラジコン、あるいはたくさんの荷物を運ぶのに、ハイエースにすっかり頼りきり、という方も少なくないだろう。

その登場は1967年のこと、トヨエースの小型版として発売されたのが始まりであった。

まず市場に送り出されたのはトラックのみであったが、遅れて同年10月にワンボックスボディのワゴンが追加、さらに翌年、スライドドアのデリバリーバンが加わったのである。

さらに’69年にはボディを延長した15人乗りと、4列シート12人乗りのコミューターをリリース、これがのちのグランドキャビンにつながったと言われる。

’77年には2代目へと進化、このモデルは丸みを帯びたボディ形状と丸目2灯ライトの外観から”新幹線ハイエース”の愛称で親しまれている。

この世代ではワゴンにスーパーカスタムが加わり、ディーゼルモデルもラインナップが増えるなどシリーズを拡大。

続く3代目(’83年)、4代目(’89年)では、ワゴンは大型サンルーフの採用などで豪華志向を押し進め、バンは平床仕様の追加など実用性に磨きをかけ、いよいよ国産ワンボックスの代表選手として押しも押されもせぬ存在となっていったのである。

現行モデルである5代目・H200系は2004年、15年ぶりのフルモデルチェンジで登場。

この時の変更で何といっても特筆すべきはボディのワイド化で、小型車枠に収まっていた従来モデルと比べると全幅を190mm拡大、これにより積載力も走行性も一段とアップすることとなったのである。

ワンボックス車のプラモ化そのものがあまり多くないこともあって、ハイエースのプラモデルは数えるほどしかないが、2代目がグンゼ(現GSIクレオス)からキット化されていたほか、アオシマからは4、5代目が様々な仕様で現在もリリースされている。

ここでお見せしている作品も、アオシマのキットをベースに制作されたもので、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載された1台だ。

【画像6枚】フロント2軸のトラック化を敢行!様子のおかしなハイエースを見る

セリカWRCのサポートカー風⁉

大胆にも上屋後半を切り取ってトラック化されているばかりでなく、なんと前2軸スタイルにアレンジ(実車のラインナップからは、4代目の途中でトラックは消滅している)。

「実車でありそうで無い車」をコンセプトとして作ったということだが、……実車にありそう、だろうか?(笑)

しかし前2軸のステアは連動するなど作者の工作技術は高く、リアゲートをそのまま前進させたキャビン・バックパネルの開閉など見どころは多いが、やはりWRCセリカを思わせるカラーリングがインパクト大だ。

カストロールのロゴをあしらったカラーリングには、「セリカWRCのサポートカー?」といった気持にもさせられる。


モデルカーズ・チューニング其の四

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