MOBILITY

2021.11.21

軽トラ野郎!「ST30キャリイ」を荷台自作で作り込む!【モデルカーズ・チューニング】

スズキ・キャリイ ◆Builder:吉田敬志 ◆Base:アオシマ1/24

スズキ・キャリイはおよそ60年の歴史を誇る、日本を代表する軽トラックである。

そのデビューは1961年のこと、FF軽自動車スズライト・フロンテをベースにした軽規格のボンネット・トラック、スズライト・キャリイとして発売されたのが始まりだ。

バンも遅れて追加され、続く2代目までボンネット型スタイル(セミキャブオーバーに近い)は維持されたが、3代目からは完全なキャブオーバーとなり、車名もシンプルにキャリイとなった。

4代目はあのジウジアーロによる(ほぼ)前後対称デザインが特徴であったが、以後、550cc、660ccと規格拡大に対応しつつモデルチェンジを重ね、現在までで実に11世代を数える、軽トラ界のビッグネームとなったのである。

歴代キャリイのプラモデル化は、実車のポピュラリティに反してあまり多くなく、7代目・ST30型がアオシマから1/24スケールで、現行の11代目がトミーテックから1/35スケールでリリースされている。

アオシマのST30キャリイは、箱型のボデーを架装した仕様をベースにハンバーガーやおでんなどの販売車、ゲーム機を満載した移動ゲームセンター(?)、さらにはやぐらを組んだお祭り用の山車などのバリエーションを展開。

近年の再販では焼き鳥や牛丼、ケバブなどの新たなバージョンを用意し、「移動販売」シリーズとしてリニューアルされた。

当時のプラモとしては一般的だったモーターライズキットとして設計されており、シャシー周りはそのためあまりリアルなものではない(箱状のシャシー側面にフレームらしきものがうっすらモールドされている)が、キャビン周りの形状はとても良好なもので、しっかりと制作するとなかなか見ごたえのある作品になること請け合いである。

ここでご覧頂いているのもこのアオシマ製キットをベースとしたもので、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載された作品だ。

【画像6枚】原チャリ積載のキャリイを見る!

ハンバーガー販売車がリアルに変身

この作品は「ハンバーガーキャリイ」をベースにしたものとのことだが、ノーマル三方開き仕様として仕上げられている。

当然ながら荷台は完全に自作されたもので、ノーマル化によってむき出しになるシャシーは、キットパーツ側面のモールドを活かして制作するという合理的な方法でフレームを再現、自然な佇まいを実現した。

シャシー側面のバッテリーや給油口、キャビン周りではフォグランプやチンスポ、さらにその内部の総チンチラ張りインテリアまで見所が満載。

荷台にはスズキ繋がりでタミヤのジェンマ50(同社製スカイラインRSに付属していた)を積載、キャリイに華を添えている。


モデルカーズ・チューニング其の五

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