MOBILITY

2021.11.22

爆誕!「ブタ目マークⅡ」がタテ目+キャノピーのショーロッドに転生!【モデルカーズ・チューニング】

トヨタ・マークⅡ◆Builder:小林清一 ◆Base:アオシマ1/24

マークⅡといえば、かつては”ハイソカー”の代表格として一世を風靡したものだが、今やそれも過去のこと、発展形であるマークXも消滅してしまった。

だが、かつてのマークⅡの輝きは今もファンの心を捉え続け、新たな世代をも惹きつけている。

初代マークⅡがデビューしたのは1968年のこと、コロナとクラウンの中間を埋めるモデルとして、「上級版コロナ」の意味あいでコロナ・マークⅡの名で登場したのであった。

同様のコンセプトを持つ日産ローレルよりひと足先に送り出された初代マークⅡはそれなりの成功を収めたのだが、続く2代目モデルでは、日産のローレル/スカイライン連合軍への対応に苦慮し、コンセプトのブレから販売成績は下降の一途を辿った。

その反省から、従来よりフォーマルな性格を強めて1976年に登場したのが3代目マークⅡ(X30/X40型系)である。

ボディラインは、当時のセミクラシック調のアメリカ車(シボレー・モンテカルロやビュイック・リーガル/センチュリー、あるいはクライスラー・コルドバなど)から強く影響を受けたもので、丸型2灯のヘッドライトから、後に「ブタ目」の愛称で呼ばれるようにもなった。

ローレルの上級志向には、こうしたゴージャス感の強調や2600ccモデルのラインナップで対抗する一方、スカイラインに対しては、よりスポーティ性を強調した兄弟車・チェイサーを設定する(’77年デビュー)など、その商品展開にはトヨタらしい堅実さが窺われる。

ボディ形式は4ドア・セダンと2ドア・ハードトップ、そしてワゴン/バンが用意された(チェイサーはセダンとハードトップのみ)。

こうしてマークⅡ/チェイサー兄弟はスカイライン/ローレルを相手に健闘し、その姿は当時の風景の一部を形成するほどお馴染みのものとなったのである。

プラモデルは、マークⅡ/チェイサーともにアオシマのキット(2ドア・ハードトップ)が現在もリリースされ続けている。

ここでご紹介するのも、アオシマ製マークⅡハードトップをベースにした作品……の、はず……だが……?

【画像4枚】スペイシーなマークⅡ、その驚愕の全貌を見る

ショーロッドをも思わせるスペイシーフォルムに変身!

長々とマークⅡの解説を続けてきたことがバカらしくなってしまうほど、原型をとどめない姿に生まれ変わった作品だが、それでもリアにかけてのフェンダーラインや、ノーズ上面の形状にベース車の形を見出すことができるだろう。

Kカスタム系モディファイを得意とする作者が手掛けたこのマークⅡだが、ドーム状のキャノピーを具えたその姿には、「アウトロウ」や「ビートニク・バンディット」といった、あのエド・”ビッグダディ”・ロスによるショーロッドをも想起してしまう。

レトロフューチャーなルックスに相応しく、インテリアはダッシュボードに’59年型シボレー・インパラのパーツを流用。

キャンディ調のカッパーブラウンのボディと、ホワイトの室内の対比も美しい。


モデルカーズ・チューニング其の五

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